母親の6割が夏休みの子どもの食生活「不安」 意識調査から見えた本音

   バランス栄養食「カロリーメイト」を販売する大塚製薬(本社:東京都千代田区)は、小学生の子どもを持つ母親400人を対象とした「夏休みの子どもの食生活意識調査」の結果を2019年7月19日に発表した。

   調査では子どもが夏休みに入り、冷たい飲食物や、おやつの摂取量が増えることに不安を覚える母親たちの意見が見られた。

夏休みの子どもの食生活に不安の声
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管理栄養士「5大栄養素をバランス良く」とアドバイス

   「夏休みの子どもの食生活についての不安の有無」では、全体の60.8%が「不安がある」と回答。具体的な内容として「アイスやジュースを飲食する機会や量が増える」(47.8%)が最多で、ほかにも「おやつの量が増える」(35.5%)、「麺類(素麺、うどん等)だけ、などの単品料理の食事が増える」(28.8%)、「野菜の量が減る」(22.8%)が多かった。

   母親たちからは、

「夏休みになると、口内炎が必ずできる」(大阪府、30代)
「子どもが食べる食材と栄養面を考えるとレシピが狭まってしまう」(東京都、30代)
「知らないところで、アイスを沢山食べていることがある」(東京都、30代)

など、子どもの食生活に関連する悩みが集まった。

   こうした母親たちの不安に対し、管理栄養士のこばたてるみさんは、「5大栄養素をバランス良く摂取することが大切。特に、筋肉をつくるタンパク質や、骨を作るカルシウムなどのミネラルは重要」とアドバイスする。

   野菜や肉など多くの具材が入ったカレーや、野菜と温泉卵を加えたうどんを、「夏休みオススメのメニュー」として挙げた。また、「カロリーメイト ゼリー」のような栄養補助食品を活用することで、母親にとってはメニューを考える負担を減らせると説いた。

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