漫画で知る五輪スポーツの魅力 パナソニックセンター特別展「SPORTS×MANGA」
パナソニック(本社:大阪府門真市)は、同社製の映像機器を用いて日本のスポーツ漫画を紹介する特別企画展「SPORTS×MANGA」を2019年7月13日から東京・有明のパナソニックセンター東京で開催する。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの機運醸成を目的としたイベントで、J-CASTトレンドは7月12日の記者向け内覧会を取材した。
テニスの王子様「無我の境地」のAR体験も
企画展では「漫画が教えてくれるスポーツの魅力」をキャッチコピーに、100タイトル以上のスポーツ漫画を7つのブースに分けて展示する。
「必殺技」ブースでは、サッカー漫画「キャプテン翼」に登場する立花兄弟の必殺技「スカイラブハリケーン」を、作者の高橋陽一さんがチョークアートで描き、スクリーンに映したものを展示。また、テニス漫画「テニスの王子様」で主人公の越前リョーマが超人的なパフォーマンスを発揮するシーン「無我の境地」をAR(拡張現実)で体験できるコーナーも設けられている。
「マンガとスポーツの精神的価値」のブースでは、タッチパネルに表示された漫画やアニメの名ゼリフを押すと、過去の五輪から生まれた関連性の高い名言が表示される。
例えば、バスケットボールアニメ「黒子のバスケ」で、高校バスケに打ち込む主人公が「みんなと一緒に日本一になりたい」と言った際、仲間が返した「なりたいじゃねーよ。なるぞ!」というセリフがタッチパネルにある。選ぶと、仲間との団結を意味する名言として、2012年のロンドン五輪で銀メダルを獲得した競泳男子リレー日本代表の松田丈志さんが残した、「康介さんを手ぶらで帰らすわけにはいかない」が映されるというものだ。
内覧会後には企画展のオープニングセレモニーが開かれ、小池百合子東京都知事が出席。パラリンピックにちなんだ漫画・アニメ作品が近年増えていることに触れ、
「親しみやすい漫画を通じて、パラリンピックへの注目が高まることを期待したい」
と語った。
入場は無料。
開催は9月29日まで。