野村萬斎「五輪公式緑茶」で一息 東京五輪の演出で「選手をおもてなし」したい
2019-06-27 06:00:00
狂言師の野村萬斎さん、女優の吉岡里帆さんが2019年6月26日、「日本コカ・コーラ『綾鷹』東京 2020 に向けた戦略発表会」でトークセッションを行った。
東京五輪の公式緑茶である綾鷹は、6月18日から同大会の開会式・閉会式でチーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターを務める萬斎さんを起用した新CM「綾鷹 心をととのえる」編を放映している。トークセッション前半ではCMにちなみ、2人の「心をととのえる方法」が紹介された。
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吉岡里帆「ぎゅっ」とつまむと一斉にフラッシュ
萬斎さんは、落ち着くために「深呼吸」をする。海外の公演でも、楽屋でお茶を飲み、深呼吸してから舞台に臨んでいると話した。吉岡さんは、緊張する現場や長ゼリフの前には「中指のツボ」を押さえてリラックスするという。実演を求められ、左手の中指の第一関節を右手でぎゅっとつまむと報道陣のカメラが一斉にフラッシュをたき、「恥ずかしい」「そんなに撮るようなものじゃないですよ」とはにかんだ。
後半では吉岡さんが急須で、京都・宇治の茶舗「上林春松本店」が販売する茶葉「綾鷹 煎茶」を使った茶を入れ、萬斎さんに振舞った。
「萬斎さんに変なお茶出せないですよ」
と吉岡さんは緊張した面持ちだったが、萬斎さんと同時にお茶を飲み、笑顔で顔を見合わせた。萬斎さんは「急須で入れると全然違いますね、おいしいですね」と喜んだ。
最後に司会から2020年に向けての目標を求められ、萬斎さんは
「(東京五輪では)責任を果たして、スタッフ一同気持ちよく、選手をおもてなしできるような大会にできればいいな、と思っております。お茶をはじめ、日本のいろんな文化を発信できる機会にもなれば、とも思っております」
と意気込みを語った。
吉岡さんは
「綾鷹を通してたくさんの方にお会いできる機会があると思いますので、日本の良さを少しずつでも伝えていければいいなと思います」
と述べた。