「ウィリアムテル序曲」に「剣の舞」 運動会でオーケストラが生演奏しちゃう
2019-06-06 06:40:00
クラシック音楽を楽しむ企画を行うカタラス(東京都墨田区)は、2019年7月7日に生のオーケストラがBGMを演奏する「生オケ運動会~日本一贅沢な大人の運動会~」を開催する。奏者と、運動会に参加する選手を一般から募集している。
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選手と奏者が一緒に楽しめる種目を予定
「生オケ運動会」では、オーケストラによって「ウィリアムテル序曲」(G.ロッシーニ)や「剣の舞」(A.ハチャトゥリアン)など運動会でよく使用される楽曲や、表彰式で使用される「ユダス・マカベウス」(G.ヘンデル)が演奏される予定。
指揮者と、オーケストラを取りまとめるコンサートミストレス以外は一般から、楽器ごとに参加者を募る。J-CASTトレンドの取材に答えたカタラス代表の野口彰英さんによると、特定の楽器の奏者が足りない場合は、音域の近い楽器でカバーするなどして演奏するという。なお、オーケストラのみ前日にリハーサルを行う。
運動会では奏者と選手を合わせた参加者全員が紅白2組に分かれて勝利を争う。
種目は、BGMがテンポの速い楽曲と静かな楽曲では成績に差が出るのか実験する「玉入れ大実験」や、楽譜を忘れた奏者に楽譜を届ける「楽譜つなぎリレー」と、奏者と選手が一緒に楽しめる競技が予定されている。
野口さんは、東京オリンピック・パラリンピックを1年後に控え、スポーツへの関心が高まっている今「生オケ運動会」を開催することで、多くの人にクラシック音楽を身近に感じてもらいたいと話した。