100年以上の歴史「黄金の鮭缶」が帰ってくる 「あけぼの紅鮭水煮」再発売

   水産加工のマルハニチロ(東京都江東区)は、2017年9月で販売を休止していた缶詰商品「あけぼの紅鮭水煮」を2019年6月1日から再販売する。

金色の紅鮭缶が復活
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「原料供給にめど」で1年9か月ぶり復活

   金色の縞模様のパッケージが特徴的な「あけぼの紅鮭水煮」は、米国で漁獲した紅鮭を食塩で味付けした鮭の缶詰(鮭缶)だ。

   マルハニチロへの取材によると、1910(明治43)年に発売した「あけぼのさけ」をルーツとする100年以上の歴史がある商品。2017年9月に原料不足のため販売を休止していたが、「原料供給のめどが立った」ことから再発売を決めた。

   同社のラインアップには、カラフトマスを使った赤いパッケージの鮭缶「あけぼのさけ」(1缶90グラム300円)がある。マルハニチロは取材に、紅鮭水煮はあけぼのさけと比べ「より芳醇、濃厚な味で、脂のりを多く感じられる」商品で、休売前は百貨店やギフトのセット品として販売されていたと説明した。

 

   価格は1缶90グラムで800円(税抜)。

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