ドムドムハンバーガーで「カレー」食べたい 味わえる店は全国でも超貴重
2019-05-23 07:30:00
「日本初」のハンバーガーチェーンとして知られるドムドムハンバーガーには、一部の店舗でしか味わえないメニューがある。
スパイスの香りが食欲をそそる国民食、カレーライスだ。
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20種類以上のスパイス使った「本格派」
兵庫県姫路市にある「ドムドムハンバーガー姫路広畑店」で2019年3月1日から販売しているカレーライスは、大量のたまねぎと20種類以上のスパイスを使った「本格派」のルーを特徴とする。
ラインナップは「チーズカレー」(税込570円)や、「三元豚ロースカツカレー」(690円)、同店のサイドメニュー「チーズポテト」を載せた「チーズポテトカレー」(600円)など6種だ。
J-CASTトレンドがドムドムハンバーガーを運営するドムドムフードサービスに取材すると、2017年9月に閉店した大阪府の店舗では、店主独自の判断により「カレー」を販売していたという。姫路広畑店で提供されているカレーは、閉店した店舗のものとはレシピが異なるものの、実質的にはドムドムハンバーガーの店頭で1年半ぶりにカレーメニューが「復活」したことになる。
「ご飯ものが欲しい」利用客からの要望で実現
では全国31店舗のなかで、なぜ姫路広畑店がカレーを販売しているのか。
ドムドムフードサービスによると、同店は大型商業施設のフードコートの中にあるが、フードコートには米飯メニューを扱う飲食店がなく、利用者から「ご飯ものを食べたい」という声が上がっていたという。そこで姫路広畑店の店長は「カレーをやったらいいんじゃないの」と発案。実際に売り出すとたちまち人気に火が付き、今では同店の「名物メニュー」となっているようだ。
カレーメニューは姫路広畑店に加え神奈川・厚木店でも試験的に販売しているが、ドムドムフードサービスの担当者は、
「ほかの店舗でカレーを販売することは現時点で考えていない」
と回答した。