令和のお祝いに177万円の大判 純金200グラム、縁起物にいかが

   黄金色に輝く大判1枚、お値段は税込177万円――。

   1892年に創業した田中貴金属ジュエリーは、新元号令和をデザインした「純金大判 令和」200グラムを、2019年6月1日に発売する。「純金小判 令和」50グラム(税込44万5000円)も、同日売り出される。

「純金大判 令和」200グラム
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純金の大判小判の重厚感を体験可能

   中央には天へと飛翔する龍の姿が彫られ、その上下に「令和」と「元年」の文字。「純金大判」のデザインだ。

   同社は4月1日に「純金小判 令和」20グラム(税込18万円)を発売している。「新しい時代を迎えるご祝儀」ということで、縁起の良い「昇り龍」と「令和」の文字があしらわれた同商品は、5月22日時点で2018年度の「純金小判」20グラムの売り上げの約8倍を記録したという。

   J-CASTトレンドが同社の広報担当者に取材すると、20グラム小判を目にした人から「より大きいものを見て楽しみたい」と要望があり、50グラムの小判と200グラムの大判の製造に至ったとの説明だった。大判や小判は、個人の資産として購入するほか、出産祝いとして小判をプレゼントする、と決めている人もいるそうだ。

   その「使い道」は? 広報担当者は、飾って目で楽しんだり、手に取って手触りを楽しんだりする人が多いのではないかと答えた。5月23日現在、直営店「GINZA TANAKA」各店舗に1点ずつ20グラム小判のサンプルが展示されており、6月28日からは50グラム小判と大判のサンプルも店頭に並ぶ。実際に手で触れるのも歓迎とのことで、広報担当者は「精巧なデザインや金の重厚感をぜひ見に来てもらいたい」と話した。

   大判、小判いずれもGINZA TANAKA各店、オンラインショップで購入できる。なお同社は、4月2日から純金製でできた「平成」「令和」の前立てが付いた純銀製の兜(各税込600万円)も販売しており、購入者もいたとのことだ。

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