ローソン「食品ロス減」に積極策 消費期限間近の商品購入でポイント付与
2019-05-17 07:30:00
コンビニ大手のローソン(東京都品川区)は、消費期限が近い商品を購入するとポイント特典が受けられるプログラム「アナザーチョイス」を2019年6月11日から始める。
5月17日に発表した。まずは愛媛県と沖縄県の店舗で8月末まで試験的に実施し、結果次第ではプログラムの全国展開を検討する。
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対象は弁当とおにぎり、 スイーツなど対象拡大も検討
対象商品は、その日の朝・昼に店舗に入荷し「Another Choice」というシールが付いたお弁当とおにぎりで、同日の夕方~深夜帯に買うと購入金額100円(税抜)につき5ポイントが「Ponta」ポイントなどに反映される仕組みだ
お弁当とおにぎりが対象商品となった理由について、ローソンの広報担当者はJ-CASTトレンドの取材に、
「お客様が買ってすぐに食べることの多い、"即食性"の高い商品からスタートした」
と回答した。今後は実験結果を踏まえ、スイーツなど他分野の商品に対象を拡大することも検討していくという。
プログラムの導入は日本で年間643万トン(環境省調査、2016年度推計値)、ローソン店舗だけで約4.4万トン発生するとされる「食品ロス」の減少を目的とする。
日本経済新聞は2019年5月17日付夕刊で、同じくコンビニ大手のセブンイレブンも、売れ残り商品の実質的な値引き販売を今秋から全国2万店で始めると報じた。