甲子園に宝塚トップスター降臨 阪神戦で初の始球式は紅ゆずるさん

   宝塚歌劇団星組トップスター・紅ゆずるさんが、甲子園のマウンドに登る――。

   阪急電鉄(大阪市)と宝塚歌劇団は、阪神電気鉄道(大阪市)及びプロ野球・阪神タイガースと協力し、2019年5月30日に阪神甲子園球場のセ・リーグ公式戦で「宝塚歌劇105周年記念ナイター」を開催する。この試合で始球式を務めるのが、紅さんだ。

始球式を行う紅ゆずる(くれない・ゆずる)さん
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トップ娘役の綺咲愛里さんが応援、2人とも「虎党」

   J-CASTトレンドの取材に答えた阪急電鉄の歌劇事業部・販促センターの担当者によると、現役の宝塚トップスターがプロ野球で始球式を行うのは、2006年に阪急阪神ホールディングスグループが結成してから初めてのこと。それ以前では、阪急電鉄がかつて運営していた球団・阪急ブレーブスの始球式を当時の星組トップスター・鳳蘭さんが行った記録が残っているとの説明だ。

   宝塚歌劇は今年105周年。元日からの「幕開け公演」を星組が上演したため、トップスターの紅ゆずるさんが「105周年記念ナイター」の始球式で投げることになった。歌劇の稽古で多忙ではあるが、紅さんが始球式できっちりボールを投げるのを歌劇事業部でも楽しみにしているとのこと。始球式イベントにはトップ娘役の綺咲愛里さんも登場し、紅さんの投球を応援する。2人は関西出身のこともあり、阪神タイガースに親しみを持っているという話だ。

   宝塚歌劇と阪神タイガースは阪急阪神ホールディングスの2大コンテンツ。阪急電鉄の担当者は、「今回のナイターを通して、宝塚ファンには阪神タイガースを、阪神ファンには宝塚歌劇をより知ってもらいたい」と話した。

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