パーソナルトレーニングで「セルフスタイリング」学ぶ 好印象ヘアスタイル「3か条」

   毎日のヘアスタイリングは「時間がかかりすぎる」、「やり方がわからない」...。そうした悩みを持つ人が自分に合った方法で理想の髪型に仕上げられるよう、少人数のグループで学ぶ「セルフスタイリング講座」が誕生した。

   提供者は、美容室帰りの髪型をいつでも再現できるよう、スタイリングのノウハウを教えるアカデミーを運営する「353 Styling Academy」(東京都渋谷区)だ。2019年4月15日、講座の先行体験として「パーソナルヘアトレーニング体験会」が東京・南青山で行われた。

ヘアドライヤーやヘアアイロンの正しい使い方を直接指導(1)
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1年のうち、美容室に行かない「353日」のために

「月に一度美容室に行く人でも、1年のうち残り353日は自力でスタイリングをします。美容室で仕上げた髪型を自宅で再現したいところですが、『正解』がわからず苦戦している人が多い。本日は、よくある失敗例とその解決策を学び、好印象を持たれるダウンスタイル(編注:髪を下ろしたスタイル)に短時間で仕上げる方法を学びましょう」

   体験会に足を運んだJ-CASTトレンド記者にこう語ったのは、講師の「ほんだぶん」さん。353 Styling Academy代表で、ヘアスタイルコンサルタントを務める。

   冒頭、髪にまつわる予備知識やヘアスタイルが第一印象に与える影響などについて座学で15分程度説明を受けた。その後、現在持っている知識と、会場に用意されていたスタイリング剤、ヘアアイロンを駆使して「5分スタイリング」に挑戦。この状態の自撮り写真を「ビフォー」とし、以降は具体的なセルフスタイリング方法を実践主体で学んでいった。

ヘアドライヤー、ヘアアイロンの使い方も体で覚える

   ほんださんによるとセルフスタイリングのコツは3つ。ヘアドライヤーで髪の分け目を中心に3~4秒熱を加え、同じように3~4秒冷まして「ふんわりを作る」、ヘアアイロンで「まとまりを作る」、スタイリング剤で「自分の髪質を『ツヤ髪』に見せる」だ。

   記者がメモを多くとったのは、ヘアアイロンの正しい使い方について。ほんださん曰く「毛束は持ち上げる」、「毛束は前に引っ張る」、「アイロンは水平にすべらせる」の3点を守ればよい。記者はかつてヘアアイロンを上手く使いこなせず、以後は使用をやめた苦い経験をしているが、アドバイス通りにすると、まとまりがありつつもふんわりとしたカールができた。髪全体を巻くのに要した時間は3分程度だ。

   髪質を「ツヤ髪」に見せるにはスタイリング剤を指の間につけ、目や頬の高さから「手ぐし」でなじませることが重要。スタイリング剤はインターネットで容易に手に入れられるアイテムでよい。ほんださんは、ツヤ髪に見せるうえで大切なのは「髪のコンディションを整えることではなく、適切なものが適切な量、適切なつけ方でできているかどうか」と語った。

   3つのコツを実践後に撮影した「アフター」写真は、「ビフォー」と比べて違いが一目瞭然。ふんわり膨らんでいるところと、しっかりまとまっているところのメリハリがつき、髪の表面にツヤができた。慣れや個人差はあるが、教えられた方法を踏襲すれば、記者のようにロングヘアでも5~10分ほどでセルフスタイリングが完了しそうだ。

   セルフスタイリング講座の予約は353 Styling Academyのウェブサイトから可能。座学や実技、同社が運営するアカデミーの概要説明を含めて90分で、受講料は7500円だ。

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