甘みたっぷりフレッシュマンゴー召し上がれ デニーズ「マンゴーデザートフェア」
ファミリーレストラン「デニーズ」は、フィリピン産カラバオ種マンゴーを使用したデザート8種を2019年4月9日から販売する。デニーズは4月27日で45周年を迎えるが、それを記念したメニューも登場だ、
発売に先駆け、4月4日にセブン&アイ・フードシステムズ(東京都千代田区)本社でプレス向け試食会が行われた。
ハーブ&スパイスの風味が楽しめるマンゴーサンデー
マンゴーをまるごと1個使用した「45周年プレミアムガレット」と、マンゴーをチョコクリームやハイビスカスのゼリーなどの素材と一緒に味わう「フレッシュマンゴーのザ・サンデー」の2品を、J-CASTトレンド記者が試食した。
大胆にカットされた3つのマンゴーが目を引く45周年プレミアムガレットは、記者の隣の席に運ばれてきた時点で、フレッシュな甘い香りが漂ってきた。味わいに変化を加えるアイスがガレットの上に乘っており、「バニラアイス」、「マンゴーソルベ」、そしてクリームチーズと杏仁の風味が合わさった「チーズ杏仁アイス」の3種だ。溶けたアイスをマンゴーやガレットになじませ、くるりと巻いて食べるとクレープのようなおいしさが広がる。
2品目のフレッシュマンゴーのザ・サンデーは、上部に小さくカットされたマンゴーがたっぷり盛り付けられ、スプーンを差し込んだ瞬間こぼれてしまいそうだった。コンセプトは「アジア」で、ジンジャー風味のチョコクリーム、ライムやコリアンダーの風味が香るマンゴーエピスクリームなど、ハーブやスパイスと甘みが組み合わさった層が幾重にも重なっている。
試食会でメニューの説明に当たった担当者によると、「個性のあるそれぞれの層を、『45周年プレミアムガレット』にも登場する『チーズ杏仁アイス』が繋げ、調和した味わいにしてくれる」という。層ごとに食べてもおいしかったが、サンデーをスプーンで深く掘り、チーズ杏仁アイスと一緒に何層も混ぜ合わせて食べると、ハーブやスパイスの印象がややマイルドに。そのおかげで、マンゴーの甘みと酸味もより際立って感じられた。
デニーズは1987年にマンゴーを使ったデザートの開発・展開を始め、これまでの総使用量は100トンを超える。現在も、デニーズは日本が輸入しているフィリピン産マンゴーの約3割を仕入れており、徹底した熟度管理のうえ、最もおいしい状態で提供しているという。