朝日新聞「平成胃痛大賞」投票受付 広告号外まで配布、気になる中身は

   朝日新聞社(東京・中央区築地)は2019年2月28日~3月18日、「平成胃痛大賞」への一般投票、および「一般投稿部門」への投稿を受け付ける。

   2月28日には、「平成胃痛大賞」と題した広告号外配布を、東京・新橋、品川、新宿、渋谷、さらには熊本県熊本市のJR九州豊肥本線の「平成」駅でも実施。1万5000部が、乗降客への手元にわたった。ところで、「平成胃痛大賞」って何?

JR新橋駅で行われた広告号外配布の様子
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平成30年を振り返り、「胃の痛い思い」計5部門のエピソードから選出

   朝日新聞は「平成」という時代を、さまざまな形で報道し続けてきた。この30年を振り返って「スポーツ」「文化芸能」「ビジネス」「ローカル」4部門のノミネートエピソードを選出。失敗、批判、プレッシャー......。そんな「胃の痛くなるような思い」を乗り越えて活躍した人々の中から、一般からの投票数によって各部門賞を決定するものだ。

   各部門でノミネートされた中から、主な例を挙げると、

【スポーツ部門】
・監督とは「孤独」岡田武史さん=1997年と2007年、途中交代でサッカー日本代表をけん引
・勝ち続ける重圧 吉田沙保里さん=「霊長類最強女子」と呼ばれ206連勝を達成、2019年引退
・負け続けて94敗 東大野球部=2015年、東京六大学野球春季大会で勝利、連敗ストップ達成
【文化芸能部門】
・等身大の再ブレーク ヒロシさん=趣味の「キャンプ」が話題となり、再ブレーク果たす
・なぜか愛される クロちゃん=SNSでの「うそつきキャラ」で新境地、炎上を繰り返すもツイッターフォロワー55万人超
・私たちの「伝説」加藤一二三さん=14歳7か月でプロ入り。愛称「ひふみん」で人気に
【ローカル部門】
・「負け組の星」ハルウララ=1998年にデビューも113連敗。けなげに走る姿が話題に
・「君の名は。」で脚光 飛騨市=風景がそっくりだと話題に。「聖地巡礼」も急増した
・スパリゾートハワイアンズの軌跡=映画「フラガール」効果で入場者数が2年連続150万人超
【ビジネス部門】
・ミクシィ「モンスト」で大躍進=後進SNSに押されて利用者が激減も、同ゲームで復活
・全席禁煙が奏功 串カツ田中=居酒屋チェーンでは珍しい取り組み。家族客らで来客増
・よみがえった 新日本プロレス=人気低迷期からエンタメ性の高い演出や宣伝に尽力

といった感じである。

   また、一般の人々もエピソードを投稿できる「一般投稿」部門を設けた。「平成胃痛大賞」の公式ツイッターをフォローしたうえで応募でき、審査員による厳正な審査により、部門賞を決定する。さらに「スポーツ」「文化・芸能」「ビジネス」「ローカル」と合わせた5部門のエピソードの中から「平成胃痛大賞」を決定する。大賞受賞者にはトロフィーと、5000円相当のヨーグルト・菓子詰め合わせが贈られる。発表は3月28日。

   詳細は、「平成胃痛大賞」公式サイト= https://www.asahi.com/ads/itsu-award/ まで。

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