焼酎「黒霧島」アカデミー賞授賞式後の祝賀会に登場 世界の映画人に振る舞われる

   焼酎メーカーの霧島酒造(宮崎県都城市)は2019年2月18日、芋焼酎「黒霧島」「白霧島」「赤霧島」が、米ロサンゼルスで2月24日(現地時間)に開催される「第 91回アカデミー賞授賞式」後の祝賀会「ガバナーズ・ボール」で振る舞われると発表した。

   アカデミー賞ノミネート俳優や招待客など、約1500人が集まる場で霧島焼酎が紹介され、ロックや水割りなどで提供される予定だ。昨年に続き、2度目の採用となる。

現地時間2月15日に開催されたプレスプレビューの様子(1)
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アカデミー賞の公認シェフ、ウルフギャング・パック氏が評価

   黒霧島、白霧島、赤霧島は日本製のアルコール類(ビールやウイスキーなども含む)の中で、18年の「第90回アカデミー賞授賞式」後の祝賀会でシェフが特別に振る舞う酒として初採用された。なお、同じ宮崎県の食材「宮崎牛」も第90回、91回の「アカデミー賞授賞式」後のガバナーズ・ボールで2年連続採用されている。

   黒霧島が採用されたきっかけは、2018年1月にさかのぼる。宮崎牛と黒霧島が、宮崎県都城市出身でロサンゼルス在住の女性映画監督・曽原三友紀氏によって、アカデミー賞の公認シェフと呼ばれる、ウルフギャング・パック氏に紹介され、評価を受けたのだ。

   霧島酒造は06年初めから米国に黒霧島を輸出開始。17年6月に、焼酎文化を海外へ発信する英語版の特設サイト「Shochu culture site」を立ち上げており、18年9月には外国人ユーチューバーを起用した動画コンテンツ「DAREYAME Channel」を公開するなど、海外市場を視野に入れた取り組みを行っている。そのため、アカデミー賞授賞式後のガバナーズ・ボールで霧島焼酎が2年連続採用されたことをチャンスととらえ、海外における焼酎の認知拡大に努めたいとしている。

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