各産地のブランドイチゴ大集結 食べて学んで大満足「苺まつり 2019」
果物のある生活を提唱する団体「FRUIT LOVERS LIFE(フルーツラバーズライフ)」は2019年2月15日、おいしいイチゴを食べながら、イチゴについて学ぶ「苺まつり 2019」を開催した。参加費有料で、別途料金を払って当日限定のイチゴメニューを味わうスタイルだ。
会場となったイベントハウス型飲食店「東京カルチャーカルチャー」(東京都渋谷区)には、栃木・静岡・和歌山・大分・熊本から厳選された「ブランドイチゴ」が集結し、ドリンクやパフェ、ケーキなどとして振る舞われた。
限定メニューのダブルショートケーキやパフェが即完売
J-CASTトレンド記者が会場に入ると「ウエルカムストロベリー」が手渡された。大分県産の「ベリーツ」を竹串に刺し、ミルクを垂らした「お花畑ロリポップ」だ。イチゴが大粒で重みがあり、一口で食べきれないほどだった。
テーブルにつくと熊本県産「ゆうべに」、静岡県産「きらぴ香」、「紅ほっぺ」、大分県産「ベリーツ」、栃木県産「とちおとめ」、「スカイベリー」、和歌山県産「毬姫様」の食べ比べができる「スペシャルプレート」が。どれもみずみずしくて甘い。きらぴ香が添えられた、さらりとした味わいの伊豆スパークリングワインをお供に、あっという間に完食してしまった。
早々に完売となった限定メニューは、スカイベリーを使った「ダブルショートケーキ」。会場内のオープンキッチンにて、パティシエたちが大きなケーキを一人前ずつにカットしていると、多くの参加者が集まってきて熱心に写真を撮っていた。また、熊本県玉名市のゆるキャラ「タマにゃん」の名前を冠した「ゆうべにのタマにゃんパフェ」もすぐに売り切れた。パフェは生クリームの甘さが控えめで、その分イチゴ本来の甘さがしっかりと感じられた。
イチゴを「おいしく」楽しむためのカット法を実演
イベントでは各産地代表者がトークショーを行い、それぞれのブランドイチゴの魅力や、産地の特徴をステージから熱くプレゼンした。「○×クイズ大会」も開かれ、参加者たちは各産地にまつわる景品を巡り、「〇」や「×」の札を挙げて回答していた。
また、「タカノスイーツクッキング教室」の講師を務めるタカノフルーツパーラーの森山登美男さんが「苺カッティング・ケーキデコレーション講座」として、イチゴの切り方を実演。おいしく楽しむために、
「大きいイチゴは半分くらいに切るのがいい。さらに4分の1、8分の1と切っていくと味がだんだん変わっていく。本日スペシャルプレートとして出したイチゴの食べ比べも、あまり小さく切っていないんです」
と話した。また「見え方」を重視する場合として、森山さんがイチゴをスライスしてずらし、おしゃれな形に早変わりさせて見せると、参加者たちからは驚きの声が上がった。森山さんにカットされたイチゴは、大きなたまにゃんの顔があしらわれたインパクト大のケーキに花を添えた。