「面倒」「やめられるものならやめたい」 子のバレンタインに負担を感じる親が半数近くに
2月14日といえば「バレンタイン」だ。男女問わずワクワク、そわそわするイベントだが、子どものバレンタインについて「面倒」、「やめられるならやめたい」と思っている親は少なくない。
ママと子育てに関する情報を発信するメディア「mama corde」が2019年2月6日に公表した「子どものバレンタイン事情に関するアンケート調査」で明らかになった。
「楽しい」と答えた親も半数いる一方で...
本調査は3歳~12歳までの子どもがいるパパ・ママ744人を対象に行われた。
まず昨年のバレンタインで何人にお菓子を渡したのかを質問すると、最多回答となったのが「2~5人(43.0%)」、続いて「1人(24.3%)」、「渡していない(12.8%)」となった。「渡していない」と回答した95人を除く649人に対し、誰に渡しているか複数回答で調べると、結果は「家族(341回答)」、「同性の友人(339回答)」、「異性の友人(210回答)」の順に。「恋愛感情を抱いている相手」は50回答とかなり少なめだ。
同じ649人を対象に、渡したバレンタインのお菓子が「手作り」か「購入品(完成品)」かを尋ねた。すると「手作り」は62.2%、「購入品」が37.8%となり、20ポイント以上の差をつけて「手作り」派が多いことがわかった。
では「子どものバレンタイン」について、パパやママはどう思っているのか。同649人に質問すると、最も多く票を集めたのは「楽しい(53.3%)」だった。しかし「面倒(25.0%)」と「やめられるならやめたい(20.6%)」といった声もあり、半数近くが否定的な意見を持っているようだ。「楽しい」と答えた人からは
「子どもの成長を感じることができるイベントで楽しみにしています」
「渡した時の相手の反応など子どもから楽しく話を聞いています」
といった意見が寄せられている一方、「面倒・やめられるならやめたい」派からは
「結局親が全て用意しないといけないから大変」
「毎年毎年出費になるので」
「子どもが考えて作ると言うよりは、親が色々と考えてあげなくてはいけないから」
など、サポートしなければならない場面が多くあることを負担に感じているという声が多かった。また「後片付けが大変なので。正直自分でした方が早い」、「高学年でもキッチンが大変なことになる」など、子どもと一緒にお菓子を手作りすることに伴う苦労に言及する回答もあった。