文系人間でも大丈夫 5~6時間で中学数学が学べる「禁断の書」

   かんき出版(東京都千代田区)は、「東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!」を、2019年1月21日に発売した。

中学数学で頭の体操
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簡単かつ的確に基礎から解説

   日常生活でもビジネスでも数学的思考は意外と活躍してくれる。学生時代にちゃんと勉強しておけばよかったと後悔している社会人もいるだろう。学び直したいが時間が取れない、学生時代は遥か昔で頭が鈍っている、ひどい数学アレルギーだという人たちに贈る、「中学数学」が5~6時間でほぼ学べる1冊だ。中学生には読んでほしくない「禁断の書」だという。

   著者は東京大学先端科学技術研究センターの西成活裕氏。「渋滞学」を自ら確立した応用数学のカリスマ教授で、社会人向けの数学セミナー・講演がわかりやすいと評価されている。

   教授と文系人間・郷和貴氏(ライター)の会話形式で構成。ユニークなやり取りを通じて、数学の必要性から学ぶことができる。中学数学への苦手意識を生み出していたのは、教える順番や優先度が整理されていないことが原因だという。同書では「代数(数を扱うもの)」「解析(グラフを扱うもの)」「幾何(図形を扱うもの)」の3分野に分け、簡単かつ的確に解説。数学嫌いが必ず治り、数学の楽しさが実感できるという。

   価格は1620円(税込)。

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