迫力ステージの後は、自ら清掃活動 渋谷カウントダウンは「街が大好きなので、きれいに...」

   東京・渋谷駅周辺で2018年12月31日~2019年1月1日、カウントダウンイベント「YOU MAKE SHIBUYA COUNTDOWN 2018-2019」が開催された。

   渋谷といえば2018年は、ハロウィーン参加者などのマナーが議論を呼んだが、渋谷区・地元商店会・エリアマネジメント団体などが主催の今回のイベントでは、ステージ後に運営側が自ら清掃活動に参加するなどの試みが取られた。

カウントダウンの様子
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「伝統と革新」演出で観客酔わす

   渋谷駅を中心に、プロジェクションマッピングや協賛各社による催しなど、多彩なイベントが行われた今回のカウントダウン。このうち、SHIBUYA109に設けたIndeed Japanによるメインステージは、「ディライト・ブルー(喜びの青い輝き)」をテーマに、お笑い芸人によるトークショーやパフォーマンスなどが行われた。

   中でも23時45分ごろからは、津軽三味線、和太鼓、尺八といった和楽器による演奏をバックに、狂言の演者による舞を皮切りとして、さらにダンス、ボイスパーカッション、BMXといった現代流パフォーマンスが次々と繰り広げられるという、「伝統と革新」のステージが行われた。左右のビジョンに戌・亥の干支をモチーフとした「大型カルタ」が映し出され華やかさを添える中、年越しの瞬間には青く光る紙吹雪が舞い散り、高さ5メートルに達するという大型門松が出現、集まった人々から歓声が上がった。

   こうして迎えた新年、ステージには渋谷区観光大使のあっくんが、トレードマークの赤い髪を、特別に青く染め登場。これまでも街の清掃活動に取り組んできたあっくんは、「渋谷の街が大好きなので、きれいになってほしいです!」と思いを語り、ゴミのポイ捨てなどを行わないよう、協力を呼び掛けた。

   その後、ステージは阿波踊りパフォーマンス集団「寶船(たからぶね)」の踊りで締めくくりに。終了後は、協賛のインディードチームが周囲の清掃活動を。ゴミを拾い集める人々からは、時折笑い声も起こっていた。

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