年末年始に家族や仲間と遊ぼう 「ボードゲーム」ランキングトップ5

   年末年始、職場の仲間や家族と「ボードゲーム」を楽しむ人もいるのではないだろうか。

   カラオケ事業を営む「ニュートン」(本社・東京)が2018年11月30日、「2018年ボードゲームランキングTOP5」を発表した。人気のゲームを見てみよう。

1位「ナンジャモンジャ」
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記憶力と反射神経が決め手の1位は...

   ランキングは、同社が運営する「パセラリゾーツAKIBAマルチエンターテインメント店」(東京都千代田区)で遊べるボードゲーム176個の中から、利用頻度の高かった順で作成された。

   第1位は「ナンジャモンジャ(緑)」。カードを山札にして1人ずつめくり、プレイヤーは順番に引いたカードに描かれたキャラクターに名前を付け、山札の隣に重ねていく。一度出た絵柄の場合は、カードを引いた人を含め、その場で最も先に名前を叫んだ人が、それまでに溜まったカードをもらうことができる。山札が尽きたときに、集めた枚数が多い人が勝者となる。想定プレイ人数は2~6人、プレイ時間は15分だ。

   第2位は「スコットランドヤード」。ボード上で逃げる「ミスターX」(1人)を「刑事」(1~4人)が追いかけるゲームだ。ボード上の移動手段にはそれぞれ制限があり、タイムリミット(最大24ターン)までに逃げ切れたらミスターXが勝ち、途中で捕まったら刑事側全員が勝者となる。想定プレイ時間は45分。

   第3位は会話型心理ゲームの定番「人狼DX」。市民を装う「ウソつき」(人狼)を会話から見つけ出す。市民チームの中には、一般市民のほかに「占い師」「狩人」「霊能者」といったゲームを有利にすすめる特殊能力をもった役職もあり、プレイ人数に合わせてカスタマイズできる。

タイルと石で「日本庭園」を作る

   第4位は「枯山水」。各プレイヤーは禅僧となり、砂紋が描かれたタイルや石をボードに置いていき、「最も美しく日本庭園を作れた人」が勝者となる。ゲームの中では自分のタイルを「譲渡」したり、他人が置いたタイルを「強奪」したりもできる。想定プレイ人数は2~4人、プレイ時間は45~90分だ。

   第5位は「テストプレイなんてしないよ/黒」。プレイヤーは手札を2枚ずつ持ち、順番にカードを引く。手札に記載してある「効果」を利用し、自分以外のプレイヤーを敗北させ、最後まで生き残った人が勝者となる。想定プレイ人数は2~10人、プレイ時間は1~5分。

   ニュートンによると、「ナンジャモンジャ」「テストプレイなんてしないよ/黒」はルールが簡単なため、「ママ会」で子どもと一緒に遊ぶ人、宴会の合間や複雑思考型ゲームの合間に利用する人が多いという。「スコットランドヤード」「人狼DX」「枯山水」は、時間をかけて心理戦を楽しめるボードゲームとして愛好家からもリピートが多い傾向があるようだ。

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