セカオワ「DJ LOVE」が大増殖 WANIMAの「いじり」で沸いた音楽イベント
KDDIとぴあの共同主催による大型音楽イベント「uP!!!FESTIVAL 2018~SEKAI NO OWARI×WANIMA~」が2018年12月2日、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された。
エンタメイベントのチケット先行予約などを提供するサービス「uP!!!」の5周年を記念したイベントで、男女混合4人組バンド「SEKAI NO OWARI」(以下、セカオワ)と、熊本県出身の3人組ロックバンド「WANIMA」がパフォーマンスを披露、約2万人を動員した。
WANIMA、CD未収録曲「りんどう」披露
まず会場を沸かせたのは、WANIMA。3人は、ピエロの面と赤いアフロヘア姿のセカオワのメンバー「DJ LOVE」を意識したスタイルで登場し、大歓声を受けた。
中盤、ボーカルのKENTAさんが「この曲はCDにはしてないけど、ずっと現場で大切に歌い続けている曲です。全力で歌うけん、全力で聴いてください」と、スローチューンの「りんどう」を披露。今年の全国ツアーの初日、3月11日に初披露した楽曲で、故郷・熊本を思って作られた。会場には自然とスマートフォンのカメラ機能の強制発光によるライトが灯っていき、フロア一体が光に包まれた。
WANIMAからバトンを受けたセカオワは、ライブの定番曲「スターライトパレード」、昨年公開の映画「メアリと魔女の花」の主題歌「RAIN」を披露し、ファンタジックな「セカオワワールド」を展開した。
MCコーナーでは、ギターのNakajinさんがDJ LOVEさんに「WANIMAさんのステージ出てませんでした?」と話を振ると、「こんなたくさんの人にイジられて......俺、年上なんだけどな。打ち上げで、冗談で怒ってみようかな」とぼやいた。その後で「今日は、WANIMAのみなさんと友だちになれたらと思ってます」と続け、会場の拍手を浴びた。
最後はステージ上で両バンドが一緒に記念撮影を行い、イベントを締めくくった。