旧芝離宮恩賜庭園が大炎上?まさか... 思わず二度見「ライトアップ写真」の真相

   東京都港区の都立庭園、旧芝離宮恩賜庭園内の木々が炎に包まれて大炎上――。まるで大惨事に見える画像が、話題を呼んでいる。

   画像は2018年11月20日、渦中の旧芝離宮恩賜庭園がツイッターに投稿した。実際は燃えていないのだが、リプライ(返信)欄には「大爆発にみえてしまった」、「森林火災が起きたのかと」といった声が相次ぎ、「爆破」や「炎上」のワードがずらり。いったい何が...。

旧芝離宮恩賜庭園の投稿(画像はツイッターから)
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ライティングテストをしているところを撮影

「モミジ等のライティング、風車のオブジェ、和傘の照明など趣向を凝らしたライトアップを開催するため、直前までスタッフ一同奮闘しております」

   旧芝離宮恩賜庭園は画像について、ツイッターでこのように説明した。11月21日~24日の期間中に園内の一部で初めて行われる、秋のライトアップイベントについての投稿だった。

   大勢のツイッターユーザーから「燃えているように見える」と指摘される画像の投稿に、狙いはあるのか。J-CASTトレンドが11月21日、旧芝離宮恩賜庭園に電話取材を試みると、庭園の管理などにあたるサービスセンターの担当者がこう回答した。

「特に意図はなく、ライティングテストをしているところを撮影して、イベントの準備が進んでいることを報告するために投稿しただけです」

   画像では赤い光一色だが、そのほかにもさまざまな色の光の出方をチェックしていたとの話。「たまたま赤い光の色の出方を確認しているところを撮ったら、カメラの自動補正がかかって赤みが強く出てしまった」というのが真相だった。

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