伊勢谷友介が発起人の新しい学校 「思いやりのココロをカタチにできる」人材育成

   AO入試専門塾「AO義塾」を運営するLoohcs(ルークス、東京都渋谷区)は2018年11月14日、「東京代々木 Loohcs 本校」と大阪、福岡にあるサテライト校で2019年4月に開校する「Loohcs」(ルークス高等学院)の1期生出願受付を、ウェブサイトと郵送で開始した。締め切りは12月9日。

   「教育は、変わらなければならない。変えなければならない」をコンセプトにLoohcs代表の斎木陽平氏と、俳優で「リバースプロジェクト」代表の伊勢谷友介氏が建学の発起人となった。学校運営を通じて「思いやりのココロをカタチにできる」人材育成を目指す。

発起人の1人、俳優の伊勢谷友介さん
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特別科目の全講師が各分野の専門家で構成

   新高校1年~3年が対象で、編入学も受け付ける。伊勢谷氏が設計を担ったリベラルアーツプログラム(教養教育)をはじめ、多文化理解を促進するダイバーシティプログラム、起業の実践やプログラミングといった最先端のカリキュラムをもとに学ぶ。特別科目の全講師が各分野の専門家で構成される。入学金は12万、年間経費は授業料104万に加え、教材費3万円などが必要。

   斎木氏と伊勢谷氏は発表資料で「Loohcs」について「受動的に『教わる』学校ではなく、主体的に『学ぶ』学校」と説明している。現在ある仕事の70%が30年以内に人工知能(AI)に奪われるという予測、そして従来の教育モデルが通用しなくなる時代を見据え、「異なる他者と協働し、マニュアルにない答えを出せる人」、「雇われる安定以上に、新しいビジネスを自ら創る夢に賭けようとする人」を輩出するため、同校建学に至ったという。

   入学者は3年間で高校卒業資格の取得が可能だ。各生徒の要望に合わせた進学プログラムの提供を通じて大学進学をサポートする。国内難関大学・海外大学の合格保証制度導入により、不合格の場合は学費を全額返金する。

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