「5つの味のスープはるさめ」2万6000個自主回収 理由は「食感の悪さ」ってどういうこと?

   調味料の製造・販売を行うダイショー(東京都墨田区)は2018年10月17日、「5つの味のスープはるさめ」の一部商品の自主回収を発表した。

   ダイショー社は自主回収の理由を「食感の悪いものがある」と発表したが、具体的にはどのような食感になってしまっているのか。J-CASTトレンドの取材に対し、広報部の担当者は...。

「バラエティ広がる 5つの味のスープはるさめ 164.8グラム」
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「お召し上がりになられても健康への影響はございません」

「食べてみると、通常ならばあるはずのつるつる感や歯応えがなく、ぼそぼそした感じになってしまっています」

   回収理由についてこう説明した、ダイショー広報。製造工程において、はるさめの解凍時間が通常よりも長くなり、はるさめのでんぷんから水分が抜けてしまったことが原因だという。10月5日に社内確認によって発覚した。

   回収対象となったのは、商品の裏面右下にある賞味期限表示がそれぞれ「19.12.26/B.」「19.12.26/C.」「19.12.26/E.」となっている「バラエティ広がる 5つの味のスープはるさめ 164.8グラム」と、賞味期限表示が「19.08.23/A.」となっている「おいしさいろいろ 5つの味のスープはるさめ 159.4グラム」の2種類で、総数は2万6000個だ。発表資料には、「お召し上がりになられても健康への影響はございません」とあり、ツイッターでは

「や、優しいな...ダイショー」
「最近の企業は不正ばっかりなのにこの会社は回収理由がけなげすぎ」

といった投稿が多く見られた。そこで、「健康被害などが出ていないなかでの自主回収の例は珍しいのではないか」と前出の広報担当者に問うと、

「たとえ健康被害がなくとも、『美味しいもの』と『正しいもの』ではない商品をお出ししてしまったことに違いはない」

と答えた。

   回収対象商品の送付先や問い合わせ先は、ダイショーのウェブサイトに記載がある。

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