ZOZO前澤社長も恋した「ストラディヴァリウス」 7日間限定で六本木に「集結」
「バイオリンの最高峰」として300年以上存在し続ける「ストラディヴァリウス」が、東京に21挺集結――。
2018年10月9日から15日までの7日間、東京・森アーツセンターギャラリーで『STRADIVARIUS 'f'enomenon ―ストラディヴァリウス300年目のキセキ展―』が開催されている。
オークションで12億円超の値がついたことも
ストラディヴァリウスとは、約300年前、イタリアのクレモナ地域で、アントニオ・ストラディヴァリにより生み出された「最高傑作」と言われるバイオリン。完璧な均整をもった形と称され、その音色・響きは歴代のローマ法王やマリー・アントワネットなど数多くの人々を魅了してきた。オークションでは、12億円を超える値がついたこともある。またストラディヴァリはバイオリンのほかにもビオラ、チェロ、ギターも制作している。
展覧会には、21挺のストラディヴァリウスが一同に集結。マリー・アントワネットも聞いていたと言われる「San Lorenzo(サン・ロレンツォ)」や、高嶋ちさ子氏所有の「Roussy(ルーシー)」、この10月にZOZOTOWNの前澤友作氏が購入したと発表し話題になった「Hamma(ハンマ)」などが並ぶ。さらにバイオリン以外では、現存するうちで唯一演奏できるというギター「Sabionari(サビオナーリ)」、世界に12挺しか残っていないビオラのうちの1挺「Gibson(ギブソン)」、チェロ「Bonamy Dobree, Suggia(ボナミー・ドブレ、スッジア)」といった大変貴重な作品も展示される。
また期間中は毎日、展示のバイオリンを用いたミニライブとトークセッションを実施。プロのバイオリニストたちによるストラディヴァリウスの生演奏が毎日行われる。古澤巌さん、神尾真由子さん、三浦文彰さん、宮本笑里さんらの出演が予定されている。詳しい日程等はフェスティバルのオフィシャルサイトで。