ハウジングに高知産の孟宗竹を使用 「リアルウッドシリーズ」ヘッドホン
2018-09-24 02:30:00
音響機器を手がけるディーアンドエムホールディングス(神奈川県川崎市)は、「デノン」ブランドから、「リアルウッドシリーズ」のヘッドホン「AH-D9200」を2018年9月下旬に発売する。
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軽量&高剛性、振動吸収性にも優れる「竹」素材
ハウジングに高知県産の孟宗竹を採用。スピーカーによる音楽再生のような開放的なサウンドを目指し、同社のエンジニアが様々な素材を検討する中で見つけたという。軽量で高い剛性に加え優れた振動吸収性を備え、ハウジング素材として理想的とのことだ。
ドライバーには軽量・高剛性、適度な内部損失を理想的なバランスで備えた50ミリ径のナノファイバー振動板を採用。孟宗竹ハウジングとのマッチングを図るため配合比を最適化したという。振動板の外周をロールエッジで支持する「フリーエッジ構造」により、全域にわたる均一なピストンモーションを実現した。
OFC(無酸素銅)を純銀コーティングした「シルバーコートOFC線」をケーブル導体に使用。アウターシース(被覆)は手触りが良く強度も優れるという布巻き仕様。長さ3.0メートル/1.3メートルの2本が付属する。
ハンガー部には音響面と高い質感を両立するアルミダイキャストを使用したほか、イヤーパッドにはしなやかな肌触りながら一般的なものの約2倍の耐久度があるという独自の人工皮革を採用する。
価格は19万5000円(税別)。