描いた絵が「料理」に変身 アプリ「スケッチクック」を小学生が体験

   大塚製薬は2018年9月5日、同社が開発したスマートフォン(スマホ)向けアプリ「おいしいおえかき SketchCook -A nutritious experiment with Google」(以下、スケッチクック)を活用した食育イベントを、東京都内の小学校で実施した。

スケッチクック利用イメージ
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絵の判別に機械学習を活用

   スケッチクックは18年5月に公開された「食育アプリ」。子どもが描いた料理の絵をスマホのカメラで読み取ると、まるで本物の料理のような画像に変換し、メニューを判別。栄養バランス上、相性の良い料理とともにそのレシピを提示する。

   例えば「オムライス」を描いたら、副菜として「野菜スープ」「海藻サラダ」がオススメされる。その上で、それぞれの料理に必要な材料と作り方がわかる。

   絵の判別にはグーグルの機械学習を活用し、レシピ情報は「楽天レシピ」から提供を受けた。栄養のバランス面では、管理栄養士の西村小涼(こすず)氏が監修した。

   9月5日に行われたスケッチクックの体験イベントでは、東小松川小学校(東京都江戸川区)の5年生4クラスの児童が参加。同日に初公開された、歌手の坂本美雨さんが歌う「スケッチクックのうた」とともに、アプリを通じて栄養バランスの取れた食事の大切さを学んだ。

   大塚製薬は、今後も同様のイベントを予定している。

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