サンドウィッチマン伊達の珍理論が歌に 「どれだけ食べてもゼロカロリー」と熱唱
お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおさんが提唱する「ゼロカロリー理論」が歌になった。
理論自体も爆笑ものだが、歌のメロディーと歌詞の内容が「クセになる」とじわじわとネット上で注目を集めている。
「MONKEY MAJIK」が制作
「ゼロカロリー理論」とは、2016年10月16日放送のテレビ番組「アメトーーク!」の「ついつい食べ過ぎちゃう芸人」以来、伊達さんが提唱している持論だ。曰く「柿の種は小さくて辛いからゼロカロリー」「カステラは潰して食べればゼロカロリー」「ドーナツは真ん中が空洞で、形がゼロを表しているから太らない」のだという。もちろん、そんなはずはない。
最近でも、同番組の「揚げ物大好き芸人」(2018年9月2日放送)で、揚げ物は油といっしょにカロリーも飛ばしているとして、「揚げ物は全てゼロカロリー」と発言してスタジオを笑わせた。
この「ゼロカロリー理論」をもとに、4人組ロックバンド「MONKEY MAJIK(モンキーマジック)」が制作した楽曲が「ウマーベラス」だ。8月31日に配信シングル、またCDはサンドウィッチマンとMONKEY MAJIKそれぞれのライブツアー会場限定商品としてリリースされた。
8月30日に「avex(エイベックス)」の公式ユーチューブチャンネルにプロモーションビデオ(PV)がアップされると、9月5日時点で再生回数は60万回を突破した。「クセになるメロディー」「ちょっと何言ってるかわからない」と反響を呼んでいる。
DA PUMPの「U.S.A.」に続け!
ウマーベラスのPVでは、サンドウィッチマンとモンキーマジックが派手な衣装で歌って踊っている。サビでは「ドーナツ カステラ 柿の種」「ウマーベラス ウマーベラス」「どれだけ食べてもゼロカロリー」といったフレーズが繰り返され、耳に残る。
また、「突然できた寿司屋」「興奮してきたな」など、サンドウィッチマンファンなら思わず「くすっ」と笑ってしまうような、漫才でおなじみのフレーズも歌詞に散りばめられている。曲の途中では、サンドウィッチマンの2人のかけ合いがあり、伊達さんが「ゼロカロリー理論」を説明する一幕もある。
動画のコメント欄には、今年「ダサかっこいい」と再ブレイク中の「DA PUMP」の楽曲「U.S.A.」に似た「中毒性がある」といった声もある。
ファンからは「Mステ(歌番組のミュージックステーション)出て」「(NHK)紅白歌合戦決まりでしょ」などと大きな期待が寄せられている。