カメラをかざすと熱帯魚の名前がわかった まるで生物図鑑のスマホアプリ

   モバイルAI・ARシステム開発の「Linne」は2018年8月13日、生き物にスマートフォン(スマホ)のカメラをかざすだけでその名前がわかるアプリ「LINNE LENS(リンネレンズ)」のサービスを開始した。

カメラをかざすだけで名前が分かる「LINNE LENS」
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日本の水族館にいる生き物の9割に対応

   LINNE LENSは生き物の名前のほか、平均的な体長や生息地などの解説を見ることができる。撮影した写真は記録され、自分だけのオリジナル図鑑が作成される。発表資料によると、現在配信しているアプリでは、日本の水族館で飼育されている生き物の9割、約4000種に対応しており、魚類を中心に、哺乳類、鳥類、両生類、爬虫類、甲殻類、軟体動物、刺胞動物などを幅広く認識できる。

   J-CASTトレンドの記者は8月20日、社内で飼育している熱帯魚を使ってアプリを試してみた。

   LINNE LENSを起動すると、画面上に撮影用の枠が表示され、枠内の熱帯魚を次々と判別していく。魚の泳ぐスピードが速いのと水槽の汚れが原因で撮影は少々苦戦する。赤いラインが特徴的な「レッドライントーピードバルブ」など、きれいに撮影できたものは正確に判別でき、体長以外にも展示されている施設なども表示された。

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