金足農フィーバーは野球を超えた 生徒が共同開発した「パンケーキ」再販決定
第100回「夏の甲子園」で、秋田・金足農の快進撃はとどまるところを知らない。2018年8月20日、準決勝で日大三(西東京)を2対1で下し、初の決勝進出を決めた。
そのフィーバーぶりは、野球の枠にとどまらず意外ところにも波及している。今年5月、金足農の生徒とローソンが共同開発で発売した「金農(かなのう)パンケーキ」の再販決定が、J-CASTトレンドの取材で明らかになったのだ。
ローソンと7年連続で商品開発
金足農とローソンは2012年から今年まで7年連続で、共同で商品を開発し、秋田県内のローソンで限定販売を行ってきた。今回、再販が決定した「金農 パンケーキ」は、2018年5月25日より秋田県内192店舗のローソンで販売されていた。
ローソン広報室はJ-CASTトレンドの取材に、「金農 パンケーキ」は8月23日から、秋田県限定で再販すると答えた。現時点で全国発売の予定はなく、数量限定で、なくなり次第終了するとのことだ。
「金農 パンケーキ」(税込145円)は、秋田県産あきたこまちの米粉と卵を使用したもっちり食感の生地に、秋田県潟上市「小玉醸造」のしょうゆを練りこみ、蜜漬けりんごを挟み込んで「甘じょっぱい」味に仕立て上げられている。
再販する「金農 パンケーキ」は、5月に発売した商品とは原材料を一部変更。使用するりんごの産地が秋田県産ではなく中国産になっている。
再販を熱望するファン多数「すぐ売れ」「売れると思う」
ツイッターでは、金足農を応援する声とともに、「金農パン」と呼ばれる同校とローソンの共同開発商品の再販を望む声が多数寄せられていた。
「すぐ売れ!クソ売れるぞ!」
「また発売してくれー! 売れると思う!!」
「金農の遠征資金が...足りないと...言うことであれば...金農パンを...再販...するのです...売り上げを...遠征資金として...カンパ...するのです」
味も好評で、実際に食べたと思われるユーザーからは「全国に出しても恥ずかしくないレベルで美味いよ」「美味しいんだよね。また食べたいなぁ」とのコメントが相次いでいた。
このような再販を熱望する声に対して、ローソン広報室は取材に対し、
「共同開発をしていただいた金足農業高校が決勝に進出した事を大変うれしく思っております。また、再販へのご要望に関する多くのコメントにつきましても、非常に嬉しく思っております。」
とコメントした。