主人公の顔が「別人」になった! ネットが選ぶ「連載中に激変した漫画NO.1」
2018-08-15 12:15:14
「主人公の顔が1巻と最新刊で別人←真っ先に浮かんだ漫画」――。インターネットの掲示板でいま、こんなスレッドが盛り上がっている。
「ぽつぽつ三年波八年」というように、時を経るごとに漫画家の画力が上達したり、もしくは作風が変わったりすることは珍しくない。
ではネットユーザーが考える、主人公が最も「変化」した作品はどれだろう。
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バドミントン題材の人気作
スレッドは、掲示板「5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)」で2017年11月に立ち上がり、18年8月ごろからふたたび注目を集めている。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「ドラゴンボール」といった国民的人気作から、「うえきの法則」「ああっ女神さまっ」「烈火の炎」「D.Gray-man」「ハヤテのごとく!」など多数の作品が挙がったが、最も声が集まったのが、バドミントンを題材にした青春漫画「はねバド!」だ。
2013年6月から雑誌「good!アフタヌーン」(講談社)で連載されており、18年7月にはテレビアニメも放送されている。
主人公の女子高生「羽咲綾乃」は当初、少女マンガのヒロインのようなかわいらしい姿で、スポーツを題材としつつ「学園モノ」のテイストが強かった。
「スポ根」漫画に一変
ただ、途中から「スポ根」色が強くなり、主人公の見た目も大きく変化。作者の濱田浩輔氏はニュースサイト「コミスペ!」のインタビューで、
「連載中に描きたいものがどんどん明確になっていったんです。試合をより迫力あるものにするために模索していった結果です」「(絵柄を変えて不安だったが)結果として5~7巻で発行部数が増えまして、読者の方はストーリーで読んでくれていたことに安心しました」
と語っている。
なお、連載時からほとんど主人公に変化がない作品としては、あだち充氏の作品、「鋼の錬金術師」「孤独のグルメ」「ハンターハンター」が挙がっている。