浴衣で授業、パフォーマンス書道も 七夕に合わせ國學院大學で「和装DAY」
2018-07-06 06:14:53
國學院大學(東京都渋谷区)は2018年7月6日、学生・留学生らが浴衣で1日を過ごす「和装DAY」を開催した。「和装DAY」は日本文化の継承と体験を目的としたイベントで、15年から毎年七夕の時期に行っている。
4回目の開催となる今年は、新たな取り組みとして「パフォーマンス書道」を実施。この日1番の盛り上がりを見せた。
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授業の合間に「風鈴の絵付け」や「打ち水」も
J-CASTトレンドはイベント当日、大学を訪問した。
この日はあいにくの雨だったが、学内に入ると色とりどりの風車や、七夕飾りが迎えてくれた。「和装DAY」は、普段通りに講義が行われるなか、さまざまな企画が行われる。企画の1つである公開授業では、針本正行副学長が和装で「日本文学」の講義を行った。
キャンパス内では、講義の合間と思われる学生が風鈴の絵付けをしたり、「打ち水」企画を行っていた。友人らと写真を撮っていた男子学生らは、「浴衣を着るのは新鮮」「初めて着たかも」と話した。
パフォーマンス書道に「感動した」「かっこいい」
今年の目玉は、「パフォーマンス書道」。この企画は、今年で10回目の開催となる「國學院大學ミス&ミスターコンテスト2018」ファイナリスト(最終候補者)のお披露目イベントも兼ねている。
企画では、「ミス&ミスター國學院」候補者の男女ペア5組がそれぞれ川柳を発表し、前日のツイッター投票で選ばれた1組の作品を「パフォーマンス書道」で公開した。2人の女子学生がパフォーマンスを行い、候補者らは「初めて見る大きな書道に感動した」「かっこよかった」とコメントした。
「パフォーマンス書道」を含む、さまざまな企画を運営したのは、同大学のイベント企画サークル「ideed(アイディード)」だ。今回初めての企画について、代表を務める3年生の竹尻未奈さんは、
「今年は(コンテストが始まって)10周年ということもあり、大きくやりたいということで企画しました。國學院大學は『和』の大学なので、(候補者たちに)川柳を読ませれば?となりました。パフォーマンス書道以外にも、垂れ幕とか、ほかの案もあったのですが風に飛ばされるといけないので(笑)」
と話してくれた。