日本代表W杯の善戦に合わせ...企業アカウント「中の人」がロボットでサッカー対決
サッカー日本代表がW杯で決勝トーナメントに進出したのを記念して、ベルギー戦前日の2018年7月2日、おもちゃのロボットを動かしてサッカーができるラジコン(RC)シミュレーションゲーム「サッカーボーグ」を使ったトーナメント形式のイベントが開催され、大いに盛り上がった。
主催者はサッカーボーグを開発し4月に発売したタカラトミー。日本の名だたる企業12社でツイッターの更新を担当している、いわゆる「中の人」が参加して、熱い戦いをくりひろげた。優勝したのは...。
業種とらえた秀逸異名も...優勝チームに異議あり?
タカラトミーは、日本代表がポーランド戦で1次リーグ突破を決めた6月29日に公式ツイッターでトーナメントの開催と参加する企業を発表した。
「日本の世界サッカーの前日の7月2日(月)の午後に #サッカーボーグ中の人カップ やります。当日はこの12社で『はんぱないサッカーボーグ選手』を決める対決します(異名を勝手につけてみました)」
・「タカラトミー」(ピッチの絶対的玩具メーカー)
・「ヘルシア公式アカウント」(燃焼系魔法使い)
・「カシオ計算機株式会社」(高速演算のスナイパー)
・「コトブキヤ宣伝」(ゴールエリアの武器商人)
・「モーリーファンタジー」(アミューズメント・モンスター)
・「浅田飴」(せき・こえ・のどの魔術師)
・「ほっともっと」(華麗なる弁当の貴公子)
・「DMM.com」(多事業展開の天才ストライカー)
・「JAPAN AIRLINES」(スカイ・ファンタジア)
・「ノザキ(ノザキのコンビーフ」(コンビーフの悪魔)
・「井村屋」(あずき色の左足)
・「コイケヤキャンペーン」(フライング・ポテトマン)
業種の多彩さ、各企業の特徴を交えた異名のセンスが注目を集めていた。
あの企業がレッドカードで退場!?
そして、いよいよ7月2日。タカラトミーは結成チームならびにトーナメント表をツイッターに公開した。以下のようになった。
・「井村屋&コイケヤ」VS「JAPAN AIRLINES&ノザキ」
・「ほっともっと&DMM.com」VS「モーリーファンタジー&浅田飴」
・「タカラトミー&ヘルシア」VS「カシオ&コトブキヤ」(シード枠)
どのチームも真剣で、白熱のバトルが展開された。全試合の対戦動画はタカラトミーがツイッターにアップしている。「DMM.com」がレッドカードをもらい、一発退場となるといった一幕も。同社はボールキープのため、3Dプリンターでつくったヤギの角をロボットに装着・改造していた。
優勝は、イベント主催者でもありゲームの販売元である「タカラトミー&ヘルシア」チーム。この結果に、納得しがたい気持ちをこめたつぶやきを漏らす企業も...。
モーリーファンタジー「ど゙ゔじでじゅ゙ざい゙じゃ゙が゙ゆ゙ゔじょ゙ゔずる゙ん゙だ゙よ゙お゙お゙お゙ぉ゙お゙」
井村屋「ちゃんとサッカーになるほど操作巧者だったとはいえ、主催者がシード枠、かつ優勝するという結果には納得できないので、焼肉はマストだと思っています」
なお、参加した企業12社合同のキャンペーンを実施中。タカラトミーのツイッターアカウントならびに応援したい(賞品が欲しい)企業アカウントをフォローし、指定のツイートをリツイートすると、抽選で各企業提供の賞品が当たる。応募は7月8日まで。
詳細はタカラトミーの「サッカーボーグ」公式ウェブサイトへ。