わからないとおじさん認定 JK流行語「あげみざわ」に「いい波乗ってんね」
女子中高生向けのマーケティング支援などを手がける「AMF」(東京・港区)は2018年6月29日、「JC・JK流行語大賞2018上半期」を発表した。
韓国人気はいまだ衰えず
「JC・JK流行語大賞2017」は、「ヒト」「モノ」「アプリ」「コトバ」の4部門から成る。
「モノ部門」は、韓国式アメリカンドックと呼ばれる「チーズドック」が1位に輝いた。アメリカンドッグの中にチーズが入っており、チーズを伸ばす写真を友達やカップルで撮影しあうのが流行だという。
「JC・JK流行語大賞2017」では、同じく韓国初の料理「チーズタッカルビ」が1位だった。どちらも韓流の聖地といわれる東京・新大久保の専門店が人気とのこと。
2位は、カラフルな見た目やタピオカなどのトッピングがSNS映えする、台湾ティー専門店「ゴンチャ(Gong cha=貢茶)」。東京・渋谷などに店を構える。5位には、おしゃれなファッションアイテムに変貌を遂げた「ウエストポーチ」がランクインした。
参考:おじさんの定番「ウエストポーチ」に異変 女子の「必須アイテム」としてブームに https://www.j-cast.com/trend/2018/03/21324024.html
第3形態「あげみざわ」、では「あざまる水産」は?
「コトバ部門」では、変化を続ける単語の最新形「あげみざわ」が1位に、「あざまる水産」が2位に選ばれた。どちらも人気ユーチューバーの造語だという。
「あげみざわ」は気分の高まりを表す若者言葉「あげ」が「あげみ」に変化し、「あげみざわ」と第3形態に進んだ。「テスト終わった~あげみざわ~」と嬉しい時に使う。
「あざまる水産」も、「ありがとうございます」→「あざっす」→「あざす」→「あざまる」→「あざまる水産」と変化を遂げた。
5位は「いい波のってんね」。動画アプリ「Tik Tok」でブームとなった曲『イイ波のってん☆NIGHT』のフレーズ「いい波のってんね~!」から評判に。同曲のダンス動画や口パク動画はSNS上で多数投稿されている。
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■ヒト部門
1位 今田美桜(女優)
2位 防弾少年団(アーティスト)
3位 King&Prince(アーティスト)
4位 BLACKPINK(アーティスト)
5位 けみお(タレント、ユーチューバー)
■モノ部門
1位 チーズドッグ
2位 Gong cha
3位 ストロベリーベリーマッチフラペチーノ(スターバックスのメニュー)
4位 オオカミくんには騙されない(インターネット番組)
■アプリ部門
1位 荒野行動(対戦ゲーム)
2位 Tik Tok
3位 Peing-質問箱-(匿名質問サービス)
4位 Netflix(動画配信サービス)
5位 IGTV(インスタグラムの動画配信アプリ)
■コトバ部門
1位 あげみざわ
2位 あざまる水産
3位 ないたー(「泣いた」の意味。「好きすぎてないたー」などどんな場面でも使える)
4位 クセがスゴい(お笑いコンビ「千鳥」のノブさんのネタ)
5位 いい波のってんね