アプリが専属歯科医のように磨き方指導 電動歯ブラシ「ソニッケアー」1週間体験記
出勤前・勤務中に眠気覚ましにコーヒーを、一息つきたい時にはたばこを一服。これらが習慣化しているためか、記者は歯の着色汚れが気になるようになってきた。古い友人からも「たばこ吸い過ぎじゃない?」と指摘される始末だ。
朝晩2回のハミガキ(7000円ほどの電動歯ブラシを使用)は欠かしたことはなく、歯のケアには力を入れてきたつもりなのに......。
そんな中、「約1週間で自然な白い歯に」とうたう電動歯ブラシが見つかった。フィリップスの最上位モデル「ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマート」だ。
記者はさっそくメーカーに商品の提供を依頼し、実際に1週間使ってみた。結果はいかに――。
強力な「音波水流」でステイン除去
フィリップスによると、「約1週間で自然な白い歯に」は英国研究者のColgan氏らの調査結果(※)に裏付けされているという。
コーヒーやたばこなどによるステイン(着色汚れ)が発生している成人179人が、歯ブラシとダイヤモンドクリーンスマートをそれぞれ使用。1週間後のステイン除去率を比較すると、歯ブラシは8%だったのに対しダイヤモンドクリーンスマートは2.5倍の20%だった。
ソニッケアーの特徴である「音波水流」による強力な洗浄力が、歯本来の自然な白さに導くという。実際Amazonで、「ダイヤモンドクリーンスマート」のページを見ると、5点満点中4.1(6月11日現在)と高い評価を獲得し、
「超音波でとてもきれいにつやつやに磨ける」
「使用してまもなく茶シブやコーヒーで茶色く染色された部分が白っぽくなってきました」
と好意的な感想が少なくない。
音波水流の仕組み(フィリップス公式サイトより)
Amazonでは多数の高評価を獲得
専用アプリが徹底サポート
さて、記者のもとに届いた商品を開封してみよう。まず驚くのが電動歯ブラシとは思えない外箱の大きさだ。本体に加え、替えブラシ4本、充電用グラス、USB充電トラベルケースと付属品が充実。替えブラシは「歯垢除去」「歯ぐきケア」「歯の白さ」「下磨き」と用途に応じて使い分けられる。
付属品一覧。充電はグラスに置くだけでOK
特に驚いたのが、スマートフォンの専用アプリが用意されている点だ。
まず、アプリ上で「虫歯」「歯ぐきからの出血」などの悩みや「とにかく歯垢を除去したい」「もっと白い歯で微笑みたい」といった理想の状態を選ぶ。
すると、「ホワイトニング」「歯垢除去」「さわやかな息」などの目標が設定され、達成するためのロードマップが作成される。
目標設定~進捗確認がアプリ上で
あとは普段通りハミガキをするだけ。達成に向けた最適なブラシや磨く強さなどが指南される。ブラシの動きをトラッキングしているので、「動きを小さく」「押しつけ過ぎ」と"叱られ"たり、磨き残しの箇所を"指摘"されたりもする。まるで専属の歯科医に指導を受けるような感覚だ。
毎日ハミガキの成果がレポート化されるので、どれだけ課題が改善されたかも一目でわかる。
歯ブラシの動きを検知しリアルタイムで指導
1週間後の歯はどうなった?
1週間使ってみての効果はこちら。
(左)Before/(右)After
わかりやすくするため明暗を強調(左)Before/(右)After
歯間や歯の表面に付いた着色汚れが少し緩和された印象を受ける。実際、これまで使っていた電動歯ブラシとダイヤモンドクリーンスマートの使用後を「歯垢染色ジェル」で比較すると一目瞭然。
しっかりケアしていたつもりでも磨き残しは多くあったが、アプリの指導とともにダイヤモンドクリーンスマートを使うと歯垢がきれいに落ちている。
(左)7000円ほどの電動歯ブラシを使用後/(右)ダイヤモンドクリーンスマートの使用後
たかがハミガキ、されどハミガキを実感させられた1週間だった。
<企画編集:J-CAST トレンド編集部>
※「フィリップス ソニッケアーダイアモンドクリーンおよび手用歯ブラシによるステイン除去の評価」 https://www.usa.philips.com/c-dam/b2c/category-pages/personal-care/POHC/resource-library-docs/Evaluation-of-stain-removal-by-Philips-Sonicare-DiamondClean-power-toothbrush-and-manual-toothbrushes.pdf