バスやトラック運転手の睡眠不足解消に一役 運輸業界に「睡眠導入マシン」を提案

   セルフケア用医療機器のサイトを運営する「プラスプ」は、2018年5月28日、「睡眠補充室」と「睡眠導入マシン」の導入提案を運輸業界へ開始すると発表した。具体的には、運輸会社の事業所に「睡眠導入マシン」を数台設置した「睡眠補充室」を作ることで、ドライバーの睡眠不足を短時間で解消し、安全運行の強化を促す。

「オートマチック サーマル ジェイド シアツ マスターV3」
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脊椎スキャンで背中をローリング指圧

   今回提案したのは、睡眠導入マシン「オートマチック サーマル ジェイド シアツ マスターV3」。ベッドタイプで全身を温めながら、背骨の形状をスキャンし、背中をローリング指圧する。使用コースは12種類あり、それぞれのモードは東洋医学理論に基づいた異なる経絡、ツボを刺激。さらにヒーリング効果のあるサウンドが耳元のスピーカーから流れる。

   J-CASTトレンドが6月11日にプラスプを取材したところ、同社では2017年4月よりこの製品を使用できるショールームを展開しており、実際に試したほとんどの人が数分後には眠りについたとの話だった。

   国土交通省は、2018年4月20日、旅客自動車運送事業運輸規則、および貨物自動車運送事業輸送安全規則を改正すると発表。6月1日より施行している。バス・タクシー・トラック事業でのドライバーの睡眠不足による事故を防止するため、睡眠不足の乗務員を乗務させてはならないこと等を明確化。点呼簿の記録事項として睡眠不足の状況を追加した。

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