組織の人づくりや取り組みを表彰 「KAIKA Awards」応募は6月29日まで
2018-05-31 03:30:00
日本能率協会(JMA)は、社会問題の解決につながるような経営、人づくり、組織の取り組みを表彰する「KAIKA Awards」への企業・組織のエントリーを呼びかけている。
2018年度の募集締め切りは6月29日で、特設ウェブサイト上で受け付けている。
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従業員のモチベーションアップにも
JMAでは、「個の成長、組織の活性化、組織の社会性(広がり)」を同時に実現していく運動を、開花や開化を語源とする「KAIKA」と名付け、その取り組みを促進・支援する活動を2011年から行っている。2014年以降は「KAIKA Awards」という名称で、画期的な取り組みをしている組織を表彰・紹介している。
2017年度の大賞には、「原田左官工業所」(本社・東京)の人材育成プロジェクトが選ばれた。一社での取り組みだけではなく、職業の認知度を高めるため業界団体のPRを主導。同業他社8社で私設の「東京左官育成協会」を立ち上げて、新入社員の共同育成を行う等、社会視点に立った働きかけをけん引していることなどが評価された。
原田左官工業所は受賞の影響について、
「表彰式では多くのメディアの方から取材をしていただき、それをきっかけに知る方もいらっしゃるので、採用にも活用させていただいています」
「従業員のモチベーションアップにも繋がっています」
とコメント。受賞をきっかけに企業の認知度が上がり、新たな人材との出会いが増える、また会社の活動が評価されることで社員のやる気アップに繋がるという「正の連鎖」が起こっているとしている。
応募対象は「KAIKA」に意義を認め実践している組織。全社・全組織ならびに事業部、部門、プロジェクトなどの組織単位でも応募は可能だ。
応募の詳細は特設ウェブサイトへ。