キャラメルコーンが「ママの味」に 東ハト&不二家コラボで若者のハートつかむ
いまだかつて、これだけ編集部が沸いたことはあっただろうか――。2018年5月17日、J-CASTに「キャラメルコーン君(年齢不詳)」と「ペコちゃん(6)」がやってきたのだ。
人気キャラクター2人の登場とあって、記者たちは写真撮影に夢中に。だが来社の目的はいったい...?かわいらしい手には、なにやら見慣れぬお菓子の姿があった。
ロングセラー同士でタッグ
実は「2人」は、東ハト・不二家のコラボレーション商品のPRのために来てくれた。1971年発売の東ハトを代表するロングセラー菓子「キャラメルコーン」と、今年で発売50年を迎える不二家「ホームパイ」が18年5月、それぞれ新商品を発売した。
キャラメルコーンは、不二家の「ミルキー」の練乳を使った「ミルキー味」を展開。一方のホームパイは、キャラメルパウダーを生地に練り込んだ「キャラメルコーン味」を開発した。
昨年秋から両社が試行錯誤を重ね、ようやく完成。満を持して世に送り出す。広報担当者は「これまであまり接点のなかった若年層や、しばらく手に取っていなかった方に振り向いてほしい」とメッセージを送る。
「『ママの味』を受け継いでいました」
2人から直々に受け取り、食べてみた感想を聞いた。
20代の男性記者は「どちらもコーヒーや紅茶と相性が良さそう。仕事中に甘いものが食べたくなった時にいいかも」と評価。
長年親しまれている2つの味を久々に口にしたという20代の女性記者は、「どちらも甘さの中に懐かしさがありました。『ミルキーはママの味』といいますが、キャラメルコーンはしっかり『ママの味』を受け継いでいました」と冗談交じりに話した。
「キャラメルコーン・ミルキー味」「ホームパイ(キャラメルコーン味)」はいずれも5月から約3か月限定で販売予定だ。
キャラメルコーンの通常サイズは131円(税込、以下同)、小粒サイズは108円。ホームパイは通常サイズが216円、ミニサイズが108円。