「三船敏郎グッズ」映画公開記念で発売 横尾忠則が描く限定品バッジも登場

   キャラクターライセンス商品の企画プロデュースなどを行う「GG7」(東京都港区)は、「七人の侍」など数々の映画に出演した俳優・三船敏郎さんのオリジナルグッズを2018年5月9日から代官山蔦屋書店、5月12から有楽町スバル座にて販売している。

Tシャツなどに使われた三船敏郎さんの写真 (C)三船プロダクション
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スピルバーグ監督から贈られた言葉の入ったTシャツ

   オリジナルグッズは、ドキュメンタリー映画「MIFUNE:THE LAST SAMURAI」が2018年5月12日、有楽町スバル座ほかで劇場公開されたのを記念しての発売となった。

   三船さんが、生前に親交の深かった米映画監督のスティーヴン・スピルバーグさんから贈られた「Gentle Warrior」という言葉が入ったTシャツ、缶バッジ、マグネット、ポストカードがラインナップされている。著名な美術家の横尾忠則さんが描いた、三船さんの肖像が使われている限定缶バッジとマグネットも登場する。

   販売は今後、代官山蔦屋書店と有楽町スバル座以外でも行われることが検討、調整されている。

   三船敏郎さんは、1947年に映画監督の黒澤明さんが脚本に携わった「銀嶺の果て」で映画デビュー。その後、黒澤作品の常連となり「酔いどれ天使」、「七人の侍」、「赤ひげ」などに出演した。62年に三船プロダクションを設立し、68年には石原裕次郎さんの石原プロモーションと合同で「黒部の太陽」を制作、主演に名を連ねた。晩年は、87年の「男はつらいよ 知床慕情」や、91年に徳川家康役を好演したショー・コスギさん主演の「兜 KABUTO」などで存在感を見せたが、97年に亡くなった。

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