大阪の酒店がまさかの新商品 若者客取り込みの切り札はコレだ
2018-05-13 12:00:00
大阪・東三国の酒販店「栗田」(大阪市淀川区)は、2018年5月1日からチーズケーキの製造販売を開始した。
酒店がチーズケーキとは、ユニークな取り合わせだ。J-CASTトレンド編集部は2018年5月10日、「栗田」代表の栗田貴行さんに取材を行った。
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「酒とは全く関係のない」ものを探していた
チーズケーキの製造販売に至った理由はこうだ。ここ数年、若者が酒を購入する場所が商店街の酒販店からコンビニやスーパーに移り、「栗田」でも酒の販売だけでは若者客を呼び込めない状況であった。貴行さんは、状況の打開には何かしらのキッカケが必要だと考えていたとき、妻のあゆみさんが趣味としている洋菓子作りを見て、「酒とは全く関係のないコレならイケるかもしれない」とひらめいたという。
では、数ある洋菓子の中でも何故チーズケーキだったのか。貴行さんによると、素人でも「味が安定する」ことが最も大きな理由だったとのこと。
17年5月からスマートフォンのフリマアプリなどで販売を始めて、徐々に自信をつけ、1年後の今年5月から店舗での本格的な製造販売を開始した。
コンセプトは「安心安全なお菓子」
栗田が製造販売しる「Mogura濃厚チーズケーキ」のコンセプトは「母親が子供のために作るような安心安全なお菓子」だ。
仕入れには生乳メーカーをはじめとした地元業者の協力があり、上質な素材を準備することができたと貴行さん。
ベイクドチーズケーキで1週間は日持ちするため、お土産にも向いているとのことだ。
価格はホール中が1000円、ホール大が1790円(いずれも税込)。
アクセスはJR京都線・東淀川駅から徒歩3分。