イライラコントロール術を学べる 世界初「アンガーマネジメントゲーム」

   日本アンガーマネジメント協会(東京都港区)は、室内用玩具「アンガーマネジメントゲーム」を2018年5月5日から販売する。

   文字通り「怒り」をテーマにしたゲームだが、その中身は。

ゲームパッケージ
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相手の「怒りのツボ」を理解する

   「アンガーマネジメント」は、1970年代に米国で開発された、怒りの感情と上手に付き合いコントロールするための心理トレーニングだ。ドメスティック・バイオレンス(DV)加害者や軽犯罪者への矯正プログラムとして導入され、現在では企業の研修にも職場環境の改善などを目的に活用されている。

   「アンガーマネジメントゲーム」は、回答者が「怒りのできごとカード」を引き、出たカードの出来事が起こったら、どのくらいの怒りを感じるかを他のプレイヤーが予測するゲームだ。このゲームを進めるうちにプレイヤー同士が互いの怒りのツボを理解し、相手を思いやり、怒りにくくなるためのヒントを得ることが期待できるという。

   ゲームの制作に携わり、累計売上335万個を販売した「∞(むげん)プチプチ」で知られるバラエティー玩具メーカー「ウサギ」の高橋晋平さんは、発表資料の中で、「ゲームを通して自然に各自の怒りのツボを話し合うことができる秀逸で斬新なゲーム」と評価した。

   5月5日からネット通販「アマゾン」で販売が開始される。また同日、東京ビッグサイトで開催されるボードゲームやカードゲームといったアナログゲームのイベント「ゲームマーケット2018春」で初めて披露される。

   価格は2000円(税抜)。

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