阪神ファン歓喜させた吉野家 甲子園球場近くの新店で「神対応」

   牛丼チェーンの吉野家は2018年4月26日、記念すべき2000店舗目(国外含む)を兵庫県に出店する。

   この発表を受け、プロ野球ファン、特に因縁のライバルで知られる阪神・巨人の両ファンが色めき立っている。兵庫県は阪神の「ホーム」だけに...。

店舗の外観(吉野家ホールディングス提供)
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巨人ファンは「なんかイヤだ」とプリプリ

   出店は、阪神の本拠地・甲子園球場(兵庫県西宮市)からほど近い場所だ。阪神電鉄本線「甲子園駅」から徒歩1分の商業施設「イオン甲子園店」が「Corowa(コロワ)甲子園」として4月26日に新装開店。その1階に入る。

   この吉野家、一風変わっている。阪神タイガースのお膝元に出店するため、店舗の外観は「虎カラー」に。通常のオレンジと黒の組み合わせではなく、黄色と黒の配色となっている。

   さらに、虎カラーの容器に盛り付けた持ち帰りメニュー「オム豚丼弁当」「おろし牛丼弁当」(いずれも税込550 円)を同店のみで限定販売。そのうえ、店舗内に甲子園球場をイメージしたポスターまで掲出する。

   出店を受け、ツイッターなどでは

「巨人カラー(編注:オレンジ)から阪神カラーに変えてくれる吉野家まじ神対応やわ」
「巨人カラーは嫌だからと黄色に変えてしまうさすがGアンチ地域」

と、「猛虎ファン」が沸き立つ。一方、巨人ファンからは、

「なんかイヤだ」
「私はジャイアンツファンだからここでは食べない!それが連鎖して地元でも食べなくなる!すき家か松屋ひいきになりますよ!」

といった「悲鳴」も飛んでいる。

虎カラーは吉野家独自の企画だった

   同社初の試みだという独自店。吉野家ホールディングスの広報担当者は4月24日、J-CASTトレンドの取材に、こう答えた。

「(新店は)タイガースファンの方が多くいらっしゃると思うので、何か出来ないかということで弊社独自で企画しました」

   吉野家は、巨人の本拠地、東京ドームの最寄り駅にも出店している。今後、巨人を含めた他球団などとの「コラボ店」の計画を問うと、「現時点では何も決まっていません」としつつ、

「もしテナントや近隣の方からご要望があれば、それに応えていくような考えはあります」

と話した。

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