吉井和哉、カセットテープでニューアルバム発売

   日本コロムビアは、シンガーソングライター吉井和哉さんが6月13日にライブ音源と新曲を収録したアルバム「SOUNDTRACK ~Beginning & The End~」と2014年と2015年に発売されたカバーアルバム2作品をカセットテープで発売する。

photo by MIKIO ARIGA(2015.12.28 日本武道館)
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オリジナルとカバーで楽しむ

   2015年12月28日に日本武道館での「Kazuya Yoshii Beginning & The End」から選曲されたライブ音源12曲に、このアルバムのために新たにレコーディングされた新曲1曲を加えた新作「SOUNDTRACK ~Beginning & The End~」に、大滝詠一や沢田研二、あがた森魚などのカバー収録した「ヨシー・ファンクJr.~此レガ原点!!~」、SABBRABELLSやレイジーのカバーを収めた「ヨジー・カズボーン~裏切リノ街~」の3作品がカセットテープで発売される。価格は3作品いずれも2778円(税別)。

   1970年代にポータブルオーディオの先駆けとして一世を風靡したカセットテープ。1980年代以降はCDやMDの登場で次第に市場から姿を消した。

   しかし、近年になり米歌手のジャスティン・ビーバーやカニエ・ウェストらがこぞってカセットテープで作品を発売。日本でも2015年に中目黒で中古カセットテープ専門店の「ワルツ」がオープン。吉井さんと交流が深い奥田民生さんが所属するロックバンド・ユニコーンが2016年にカセットテープのみで新曲を発売するなどカセットテープ市場は右肩上がり。

   近年のカセットテープ再興へ呼応するように発売される吉井さんのアルバムはカセットテープファンにも注目されそうだ。

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