アイス・バケツ・チャレンジの続編も過激 氷水「かぶる」からトウガラシ「かじる」へ
2018-03-28 08:00:00
難病支援のために氷水をかぶる「アイス・バケツ・チャレンジ」。4年ほど前に流行したが、新たな波が来た。
米国で流行の兆しを見せているのが、なんとトウガラシを食べる「ペッパー・チャレンジ」だ。
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歌手ケリー・クラークソンも参加、5700万円集まる
アイス・バケツ・チャレンジは筋肉の萎縮や筋力低下が起こる難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の治療研究を支援することが目的のチャリティー運動だ。指名された人はALS協会に100ドル(約1万560円)を寄付するか、バケツたっぷりの氷水を頭からかぶるかを選択しなければならない。
2014年夏ごろから米国で流行り、その後世界中を巻き込む社会運動に発展。運動から8週間で、1億1500万ドル(約121億円)が集まった。
今回の「ペッパー・チャレンジ」は、アイス・バケツ・チャレンジを踏襲したものだ。激辛のトウガラシを食べてその様子を撮影。次の挑戦者を3人指名し、動画をSNSに投稿する。指名された人は、同じように食べて動画を撮影するか、ALSの支援団体に寄付するかを選ぶ。
18年3月ごろから米でじわじわと盛り上がり、歌手のケリー・クラークソンやコメディアンのケヴィン・ニーロン、格闘家のケイン・ヴェラスケスら著名人も参加している。
支援団体は100万ドル(約1億500万円)を目標に寄付を募っており、3月28日現在、約54万ドル(約5702万円)が集まっている。