折り紙が「車」に変身?エンジン音が「おなら」に? 特設サイト「こどもカーセンサー」開設
「若者の車離れ」が指摘される近年、自動車業界では危機感を募らせている。
各社が様々な打開策を練る中、リクルートが運営する中古車情報サイト「カーセンサーnet」は2018年3月27日、家族に向けて車をテーマにした新しい遊び方を伝える特設サイト「こどもカーセンサー」を公開した。
親子で楽しめる体験型サイト
カーセンサーは、ある調査結果に着目した。
バンダイが2007年に公表した「<バンダイこどもアンケートレポートVol.138>~お子様の好きな乗り物は何ですか?~」によると、0歳~12歳の子ども2000人の保護者を対象に「子どもの好きな乗り物」を聞いたところ、0~2歳では「自動車」が1位だった。だが、それ以降の年代になると「電車」や「飛行機」「新幹線」より順位は下になった。
車への憧れが成長につれて薄れる結果に注目したカーセンサーは、
「家族と車との新しいワクワク時間を提供する」
ことをコンセプトに、親子で楽しめるサイト「こどもカーセンサー」を公開した。
サイトでは、3つのコンテンツ―(1)くるまおりがみ(2)ドライブ診断(3)くるまのおなら―を用意した。それぞれを詳しく見てみよう。
車の「おなら」で演奏体験
「くるまおりがみ」では、ミニバンやSUV(多目的スポーツ車)、オープンカーなどさまざまな車種の折り紙の写真を公開する。折り方も載っているので、実際に自分で折ることもできる。カーセンサーのアプリで作った折り紙を撮影すると、見た目が近い車が表示され、折り紙が本当の車に変身したかのような体験ができる。
「ドライブ診断」は、「ドライブで行きたいのはどこ?」「くるまの中でなにをする?」といったドライブにまつわる簡単な質問を用意。これらに答えると、「『友だち100人作れちゃう』の天才」など、子どもの隠れた才能を診断してもらえる。
「くるまのおなら」は、車の排気音やエンジン音を「おなら」に見立てて遊ぶゲームだ。サイト上に並んだ車をクリックするとそれぞれ違う音が出てくるので、自分で演奏して楽しめる。
サイトの公開期間は2018年内の予定。詳細はこちらから。