テンキーのない省スペース設計 長寿命スイッチ採用のキーボード
プレス加工製品およびIT関連機器などを手がける東プレ(東京都中央区)は、「REALFORCE」ブランドのキーボード「R2」シリーズ4モデルを2018年3月14日に発売した。
3段階のキーストロークを選べる「APC」機能搭載モデルなど4種
いずれもテンキーのない「テンキーレス」で、従来モデルと同様19ミリピッチのフルサイズキーながら約16%の省スペース設計を施し、特に前後の奥行きにかけてデスクスペースをより広く使えるという。
スペースキーの横幅を従来の47ミリから80ミリと1.7倍広くしたことで、キーの打ちやすさを向上。またラバーフィート面積を4倍に増やしたほか、チルトスタンド底面にも樹脂素材を採用し、ガラス面など光沢のあるデスク上でも位置ずれしにくく安定性がアップした。
ケーブル取り出し口は左右の側面に加え上側面の3方向から取り出せるようにし、設置場所に応じて最適な配線が可能だ。内部の鉄板部分には防錆塗装加工を施す。「CapsLock」NumLock」などのオン・オフを知らせるインジケーターのLEDの色を、キーボードの操作で好みに応じて7色から選べるほか、明るさの調節もできる。
羽毛を押しているかのようなキータッチ「フェザータッチ」。チャタリング(オン・オフを繰り返す誤動作)を起こさない静電容量による無接点構造と、5000万回の耐久試験に合格したという長寿命スイッチを採用。全キーの同時入力が可能な「フルNキーロールオーバー」対応。専用ソフトウェアによるカスタマイズが可能だ。
標準モデル「R2TL」、静音仕様「R2TLS」、全キーの反応位置を1.5/2.2/3ミリの3段階の深さから選んで調節できるという独自機能「APC(Actuation Point Changer)」搭載モデル「R2TLA」、APCを備えた静音仕様「R2TLSA」をラインアップする。それぞれカラーはブラック、アイボリーの2色。
価格はいずれもオープン。