スマホ利用者の7割が通信速度制限経験 SNS楽しんでいると気づかないうちに...

   スマートフォン(スマホ)利用者のうち66%が、通信速度制限を経験していた――。LINEモバイルが2018年3月5日に発表した「SNS利用環境に関する意識調査」の結果から、明らかになった。

   調査対象は、スマホでツイッターやフェイスブック、インスタグラムといったSNSを利用している男女計4539人。SNSの頻繁な利用と通信速度制限に関連があるようだ。

SNSヘビーユーザーの通信速度制限経験率
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ツイッター、FB、インスタで特に顕著だったのは

   通信速度制限経験「あり」と答えた66%のうち、「現在利用している通信会社で経験あり」が58%、「経験はあるが現在利用している通信会社ではなし」が7%、「経験はあるがどの通信会社利用時だったか不明」が1%となった。

   ツイッター、フェイスブック、インスタグラムをそれぞれ「1日10回以上利用する」と回答した人の通信速度制限経験率は、ツイッター利用者が77%、フェイスブック利用者が72%、インスタグラム利用者が84%となった。いずれも、スマホ利用者全体の通信速度制限経験率である66%を上回り、特にインスタ利用者は顕著だった。

   「通信速度制限にかかる時の状況」の問いに対しては、「どれくらいで通信速度制限にかかるか事前に把握している」との回答者が22%だった一方、「気付くといつの間にか通信速度制限にかかっている」が22%、「通信会社からの通信速度制限予告の通知で知る」が56%となり、およそ8割の利用者が自分のデータ消費量をあまり気にせず、いつの間にか制限がかかっていることが分かった。

   調査は18年2月16日~20日、「LINE Research Platform」を使用したスマートフォンアンケートで行われた。

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