カードゲーム「UNO」の後継者できた その名も「DOS」見た目そっくりだが
日本でも広く遊ばれている米国発のカードゲーム「UNO(ウノ)」。誕生して50年近くがたち、家族や友人と一緒に楽しんだ人も多いに違いない。
ウノを販売する玩具メーカーの米マテルは、公式サイト上で新しいカードゲームの発売を明らかにした。その名も「DOS(ドス)」だ。カードのデザインはウノによく似ている。遊び方はどうだろう。
手持ちが残り2枚になったら「ドス」と叫ぶ
「ウノ」はスペイン語で「1」、「ドス」は「2」を意味する。マテル社のサイトには、ドスは「ウノの新しい親友」と書かれている。
ウノの場合、ゲームの親が各プレーヤーに7枚のカードを配り、残りは山積みにして中央に置く。最初に親が山から1枚めくり、山の横に捨てる。プレーヤーは、そのカードと同じ数字や色、記号があれば自分の持ち札から1枚を捨てられる。なければ次のプレーヤーは山から1枚引く。基本はこの流れで進行し、持ち札が1枚となったプレーヤーは、「ウノ」と叫ぶのが決まりだ。手持ちのカードが最も早くなくなれば勝利となる。
ドスも、このルールの基本を引き継ぐが、違う部分もある。公式サイトによると、中央に置くカードの山は2つに増える。カードを引く場合は、片方の山から2枚、または両方から1枚と選択できる。捨てる際も、該当するカードが手持ちの中にあれば2枚まで許される。そして、残りのカードが2枚まで減った時に必ず「ドス」と叫ばなければならない。勝者はウノと同じく、最速ですべてのカードを捨て去った人になる。
公式サイトには発売日や価格の具体的な記述はない。ただ2018年2月13日付の米ロサンゼルスタイムズ(電子版)ほかの報道によると、発売価格は5.99ドル(約635円)。3月に米量販店「ターゲット」で発売され、その後8月までに全米で販売されるようになるという。現時点で日本での発売は未定だ。