「多様性社会」をもっと身近に 小池都知事、落合陽一氏など出演、「DDSS2017」開幕

   年齢、性別、LGBTから、ライフスタイル、価値観、趣味、職業まで......。昨今、多様性を意味する「ダイバーシティ」の重要性が頻繁に叫ばれている。

   欧米では一般的な概念だが、日本ではまだまだ定着したとは言い難い。「興味はあるんだけど...」「より理解を深めたい」――そんな人にオススメしたいイベントが、東京・渋谷で行われる。

DDSSの公式サイトより
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eスポーツ体験会、ラップバトル

   2017年11月7日~15日にかけて、渋谷の街全体を舞台にした「DIVE DIVERCITY SUMMIT SHIBUYA 2017(DDSS)」が開催される。

「『ダイバーシティ』を、乗り越えなければいけない課題や障害ではなく、新たな気づき・アイディアをもたらすチャンスと捉えることで、ビジネスや社会課題の解決に活かしていく」

といった趣旨で行われ、渋谷区内の商業施設やホールなどで、「LGBT」映画の上映会や、「シェアリングエコノミー」のセッション、コンピュータゲームを使った競技「eスポーツ」の体験会、ラップバトルなど、様々なイベントが催される。

   さらに、11月13日~15日の期間には、各分野の有識者による講演やパネルディスカッションも明治神宮会館で実施される。

「現代の魔法使い」も登壇

   各日にテーマが設けられており、それぞれにピッタリなゲストが多数参加する。

1日目「多様化する働き方・価値観」
2日目「未来をつくるソーシャルイノベーション」
3日目「多様性時代を生きる」

   初日には、小池百合子都知事が登壇し、「新しい東京、新しい日本。多様性と個性を力にする時代」と題したスピーチを行う。

   2日目には、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏や慶應義塾大学特別招聘教授の夏野剛氏、タレントのりゅうちぇるさんなど豪華メンバーが揃う。

   最終日は、「現代の魔法使い」とも呼ばれるメディアアーティスト・落合陽一氏や、米Creativity誌「世界の最も影響力のある50人」に選ばれたこともあるクリエイティブディレクター、レイ・イナモト氏が登場する。

   主催する渋谷区観光協会の金山淳吾・代表理事は、

「個性を生かして社会で活躍する人たちにパネリストとして参加してもらうことで、多様性がもたらす未来やチャンス、表現のバラエティ、ビジネスチャンスなどをフランクに議論できる場になれれば良いです」

と決意を語った。

   イベントの詳細はこちらから。11月13日~15日のカンファレンスは大学生以下無料。

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