心理カウンセラーが「LIVEツアー」 心屋仁之助氏の「音楽カウンセリング」とは?
心理カウンセラー、歌手と二足のわらじを履く心屋仁之助(こころやじんのすけ)さんが、2017年10月25日からライブツアー「問答ライブ3 ~歌だけ~」をスタートした。
心理カウンセラーがライブ...!?一見、不思議な組み合わせだが、どんな内容なのか。J-CASTトレンド編集部が潜入した。
日本武道館で単独ライブ
心屋さんは、2012年末にバラエティー番組「解決!ナイナイアンサー」(日本テレビ系)に出演し、人気を博す。数々の芸能人をカウンセリングし、深層心理をズバリ言い当てる「魔法の言葉」は、当時話題となった。
15年からは「魔法の言葉」を歌詞にした楽曲を制作し、音楽カウンセリング活動を開始。以降、毎年全国ツアーを実施し、17年2月の日本武道館では約7000人を集めた。
今回のツアーは、10月18日に発売したアルバム『魔法のうたⅣ 生きる』を記念したもの。 ツアー初日には、「心が風になる」や「心配戦隊タイヘンジャー」など全20曲を歌い上げた。
ライブの合間には「問答」も
いったい、なぜ音楽活動に取り組んでいるのか。心屋さんは10月25日、J-CASTトレンドの取材に対し、
「CDやライブであれば、一度に多くの方に『カウンセリング』できるからです」
個別のカウンセリングを多数重ねていくうちに、患者の多くが共通の悩みを抱えていることに気づいた心屋さん。そこで、「魔法の言葉」を音楽にのせて届けよう、と考えた。
ライブでは、観客との「対話」を重視する。ステージ上のスクリーンにはあえて歌詞を投影し、歌詞を通じてのコミュニケーションを図る。ライブの合間には、観客から寄せられた悩みにこたえる「問答」の時間もある。
心屋さんの想いが届いたのだろう。コンサートを終えた観客たちの、どこか吹っ切れたような表情が印象的だった。
ツアーは10月25日の東京公演を皮切りに、名古屋・Zepp Nagoya(10月30日)、大阪・ZeppNamba(11月7日)、福岡・イズムホール(11月11日)を回る。
チケットは全席指定で8000円(税込)。チケットは各プレイガイドで販売中。