通勤電車のイライラ、どこに感じる? 20代は「遅延」、50代は「マナー」に物申す!
朝、通学や通勤で電車を使う人は、トラブルやストレスにさらされることもしばしばある。
遅延で会社や学校に間に合わない、隣にいる人から臭うアルコール臭、こんな雨の日なら、傘が他人の邪魔になったり......。ひどいものでは痴漢に遭う、もしくは痴漢に間違えられる、なんてことも他人事ではない。
格安スマホや格安SIMを提供するBIGLOBEモバイルは、「通勤に関する意識調査」で、通勤電車でイライラすることなどを調査した。
全体がイライラ! ドア脇にとどまる乗客
「通勤電車でイライラすること」として、全体で最も多かったのが「奥に詰めず、ドア脇でとどまる乗客」で53.4%だった。ドア脇の手すり部分に身体を預けることができ、手すりにつかまるよりも楽になるが、乗車したり降りる人は邪魔だと感じているのだろう。 2位に「電車が遅延すること」(51.1%)、3位は「リュックやカバンを前に抱えない乗客」(46.9%)と続く。
世代別で見ると、20代では「電車が遅延すること」が54.5%と最多で、次いで「ほかの乗客のにおい」が49.5%。
一方、50代では「奥に詰めず、ドア脇でとどまる乗客」が57.5%で最多、次いで「リュックやカバンを前に抱えない乗客」で54.5%だった。
20代は、電車のサービスそのものや他者への不満が上位だったのに対し、50代は乗車マナーに厳しいことが浮き彫りとなった。
「男性専用車両」、女性の方が希望していた
市民権を得た「女性専用車両」に対し、最近話題にあがるのが「男性専用車両」だ。痴漢冤罪問題の解決につながるとして、名前が挙がっている。
そんな「『男性専用車両』の導入を希望するか」という質問では、「希望する」が全体で53.8%と過半数を超えた。
男女別では、男性で「希望する」人が49.8%だったのに対し、女性で「希望する」人は57.8%と、女性の方が男性よりも「男性専用車両」を求めていることが分かった。
男性が希望するのは痴漢に間違えられないためというのもあるが、女性も混雑した車内で男性に囲まれるのは少なからずストレスになっているのかもしれない。
調査は、インターネット利用者の中から、スマホを所有している全国の20~50代男女で、それぞれの世代と性別100人に、合計800人に対してアンケート形式で2017年8月10日~17日の期間に行った。
詳しくは公式サイトまで。