海外のトイレトラブル遭遇者9割近く どんなトラブルあった?

   海外旅行でのトラブルといえば、パスポートを紛失した、財布が盗まれた、深刻なものだと犯罪に巻き込まれた、などがあるだろう。

   だがトイレのことで困った人も多いのではないだろうか。

   DeNAトラベルは、10代~60代の男女3091名を対象に「海外旅行中のトイレ事情」に関する調査を実施した。

海外でのトイレトラブルとは…
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日本に勝る「トイレ国」はない!

   調査では、海外旅行中にトイレで困ったことがあるか、どのようなことで困ったか、など海外でのトイレトラブルについて調査した。

   「海外旅行中にトイレで困ったことがあるか」という質問に対し、「ある」と回答した人が86.8%と、9割近い人がトイレのことで困ったことがあるという。

   具体的に困ったこととして、圧倒的多数で「トイレが汚い」が81.1%。次いで「トイレットペーパーがない」で54.0%、「トイレットペーパーが流せない」で52.2%だった。

   公衆トイレでも綺麗に掃除され、トイレットペーパーが完備されているところが多い日本の環境に慣れていると、海外のトイレに行くと思わぬトラブルに遭うようだ。

   また、20回以上海外旅行に行っている人を対象に、海外のトイレでよかった国と悪かった国を尋ねている。

   よかった国では「特にない」が46.3%で最多。次いでハワイで18.6%、アメリカ本土で16.4%。やはりトイレの快適さで日本に勝る国はないと感じている人が多いようだ。

   悪かった国ではワーストは中国で48.8%。その他、上位にアジア圏の国が入っているなか、ヨーロッパではフランスで11.2%、イタリアで11.1%と、綺麗な街並みの都市ではトイレが意外にも悪いことが判明した。

トイレットペーパーがない、流れない

   海外のトイレで驚いたエピソードとして、

「ローマのトイレで便座からトイレットペーパーがはるかに離れていた」
「トルコのドライブインで入ったトイレは水が凍っていて流れなかった...」
「東南アジアで紙がなくホースから出る水と手で洗わなくてはいけなかった。そのせいか床も濡れて汚かった」

といった、日本では考えにくい驚きのエピソードが多数みられた。

   海外旅行に1回でも行ったことがある人が、トイレトラブルで気を付けていることとして、「ティッシュペーパーを持っていく」、「レストランや美術館などのトイレを利用する」、「ウェットティッシュを持っていく」など、一度現地で困った経験があるからこそ様々な対策を講じているようだ。

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